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国内市況ニュース

日経平均は456円高、上値が重くなる場面があるも堅調推移=20日後場

2023-12-20 15:18:00.0

 20日後場の日経平均株価は、前日比456円55銭高の3万3675円94銭、TOPIX(東証株価指数)は同15.57ポイント高の2349.38ポイントと続伸して取引を終了した。朝方からジリ高基調が続き、午前11時23分には、同604円67銭高の3万3824円06銭を付ける場面もみられた。きのう19日の日銀金融政策決定会合で、金融政策が維持されたことを受け、円が1ドル=143円台の半ばと落ち着いた動きとなっていることも支えだった。後場に入り、利益確定売りに上値が重くなる場面もみられたが、7月3日に付けた終値ベースの年初来高値(3万3753円33銭)を視界に捉え、堅調に推移した。東証プライム市場の出来高は16億4478万株、売買代金は4兆1823億円。騰落銘柄数は値上がりが956銘柄、値下がりは630銘柄、変わらず74銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち26業種が上昇、7業種が下落した。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株が上昇。、信越化<4063>、花王<4452>などの化学株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株も高い。クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も堅調。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、7&iHD<3382>、ファーストリテ<9983>などの小売株もしっかり。一方、東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株が下落した。

 個別では、クラボウ<3106>、イーレックス<9517>、鎌倉新書<6184>、TOPPAN<7911>、セルソース<4880>などが上昇。半面、楽天銀行<5838>、ISID<4812>、パルGH<2726>、ジャスト<4686>、学情<2301>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社