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2024-04-26 16:01:00.0
2024-04-26 16:01:00.0
米大統領選が11月に迫る中で、トランプ前大統領の返り咲きが現実味を増している。直近では自民党の麻生副総裁をはじめ、各国の要人がトランプ氏に会うなど「もしトラ」を意識した行動が目立つ。株式市場でも関連銘柄が再び注目されそうだ。
<激戦区で支持率リード>
大統領選の共和党候補の指名が確実なトランプ氏の支持率は、直近の一部調査で激戦7州のうちミシガン州を除く6州で現職のバイデン大統領を上回る。また、米政治情報サイトのリアル・クリア・ポリティクスによれば、23日時点でトランプ支持は44.8%とバイデン支持(44.5%)よりも高い。
こうした中、麻生氏は23日にニューヨークのトランプタワーを訪ね、トランプ氏と会談した。もしトラに備えた関係強化の布石とみられる動きは他国でもみられ、ハンガリーのオルバン首相や英国のキャメロン外相も「トランプ詣で」を行った。また、サウジアラビアのサルマン皇太子はトランプ氏と電話で会談している。
トランプ氏の政策をめぐっては、日本でも関連銘柄が折に触れて物色されてきた。大統領選が近づくことで、改めて盛り上がりを見せる可能性がある。
<関連銘柄をマーク>
トランプ氏は中国製品などへの関税の強化を主張するほか、在任中は法人税を引き下げている。このため、米現地法人の収益寄与度が大きい企業には期待感が膨らむ。電炉の大和工業<5444.T>、アルミのUACJ<5741.T>、タイヤのブリヂストン<5108.T>、ロープの東京製綱<5981.T>などをマークしたい。
脱炭素機運の後退に絡んではINPEX<1605.T>や石油資源開発<1662.T>、住石ホールディングス<1514.T>などが浮上する。また、シェールガスの一大産地「マーセラス・シェール」へのパイプラインの認可を早めることを公約しているため、クレハ<4023.T>やクリヤマホールディングス<3355.T>にも思惑が向かいそうだ。
移民対策では建機のコマツ<6301.T>や日立建機<6305.T>、ヤマシンフィルタ(=ヤマシンF)<6240.T>などが関連銘柄とされている。また、麻生氏との会談では日本の防衛費増額を評価したと伝わっており、三菱重工業<7011.T>や日本アビオニクス<6946.T>、石川製作所<6208.T>などの防衛関連銘柄も押さえておきたい。
また、円安・ドル高への不満を示しているため、円高メリット株のニトリホールディングス<9843.T>や神戸物産<3038.T>も注目される。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-03-15 15:23:00.0
2024-03-15 15:23:00.0
日経平均株価は15日、前日比99円74銭安の3万8707円64銭と反落した。前日の米国株安や半導体株安を受けて弱含む展開となった。一方、TOPIX(東証株価指数)は続伸し9.21ポイント高の2670.80ポイントで引けた。東証プライム市場では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回った。
この日は売り先行で始まった日経平均が持ち直し、後場開始直後には前日比1円30銭高の3万8808円68銭とプラス転換する場面もあったが、その後は週末要因で伸び悩んだ。来週は日銀の金融政策決定会合とFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、上値を追う動きが広がらなかった。
ただ、プライムでは100銘柄超が昨年来高値を更新し、6割近い銘柄が前日比で上昇した。リード役の半導体関連から離れた資金や、個人の買いが幅広い銘柄に向かっているようだ。
プライムの出来高は23億6898万株、売買代金は5兆7934億円となり、値上がり銘柄数977に対し値下がりは632で、変わらずが47だった。
業種指数は全33業種中23業種が上昇し、10業種が下落した。INPEX<1605.T>や石油資源<1662.T>などの鉱業、富士石油<5017.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品、東電力HD<9501.T>、レノバ<9519.T>などの電気・ガス、三菱商<8058.T>、三井物産<8031.T>などの卸売業が上昇率上位。輸送用機器や不動産業も堅調だ。半面、海運業や銀行が弱い。
個別ではエニグモ<3665.T>、鎌倉新書<6184.T>、巴工業<6309.T>、鴻池運輸<9025.T>、東電力HD<9501.T>などが買われ、エニカラー<5032.T>、Wスコープ<6619.T>、MSOL<7033.T>、アクシージア<4936.T>、セレス<3696.T>などが売られている。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-03-15 11:48:00.0
2024-03-15 11:48:00.0
15日前場の日経平均株価は、前日比55円84銭安の3万8751円54銭と反落したものの、輸出セクターや景気敏感株が支えとなり下げ幅を縮小した。東証プライム市場では全体の64%の銘柄が値上がりし、TOPIX(東証株価指数)は15.36ポイント高の2676.95ポイントとプラスに転じた。
朝方は、前日の米株安や半導体指数の下落を受けて売り優勢となった。東エレク<8035.T>など値がさ半導体株が重しとなり、日経平均は259円22銭安の3万8548円16銭でスタートした。その後287円44銭まで下げ幅を広げたが、ほどなく持ち直した。
米株安を招いた2月の同国の生産者物価指数の上昇は、米金利上昇を通じて円安要因にもなった。これを受け、この日の東京株式市場では自動車セクターに買いが広がっている。また、原油や銅相場の堅調さを映し、資源株や商社株にも買いが入り、半導体軟調の影響を軽減した。日経平均は午前11時17分に前場の高値3万8779円36銭(前日比28円2銭安)を形成している。
プライムの商いは出来高8億8965万株、売買代金2兆1538億円で、値上がり銘柄数1067に対し値下がりは525にとどまる。前日比変わらずは64銘柄だった。
業種指数は全33業種中26業種が上昇し、7業種が下落した。INPEX<1605.T>や石油資源<1662.T>などの鉱業、富士石油<5017.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品、三菱商<8058.T>、三井物<8031.T>などの卸売業が上昇率上位。輸送用機器や不動産業も堅調だ。半面、海運業や繊維製品が弱い。
個別では鎌倉新書<6184.T>や巴工業<6309.T>、鴻池運輸<9025.T>、エニグモ<3665.T>、東電力HD<9501.T>などが買われ、エニカラー<5032.T>、Wスコープ<6619.T>、MSOL<7033.T>、アクシージア<4936.T>、グッドコムA<3475.T>などが売られている。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-03-11 10:06:00.0
2024-03-11 10:06:00.0
◎大和証券(5段階・1>2>3>4>5)
FUJIMI<5384.T>――「2」→「2」、2233円→4300円
ニフコ<7988.T>――「2」→「2」、3800円→4350円
◎SMBC日興証券(3段階・1>2>3)
INPEX<1605.T>――「1」→「1」、2900円→2800円
王子HD<3861.T>――「1」→「1」、730円→750円
レンゴー<3941.T>――「1」→「1」、1200円→1350円
コスモエネH<5021.T>――「1」→「1」、7000円→7900円
太平洋セメ<5233.T>――「1」→「1」、3800円→5000円
日本製鉄<5401.T>――「1」→「1」、4600円→4900円
伊藤忠<8001.T>――「1」→「1」、6620円→7030円
三井物産<8031.T>――「1」→「1」、6090円→7120円
三菱商<8058.T>――「1」→「1」、2587円→3760円
石油資源<1662.T>――「2」→「2」、5200円→5600円
双日<2768.T>――「2」→「2」、3700円→4040円
富士石油<5017.T>――「2」→「2」、380円→350円
出光興産<5019.T>――「2」→「2」、800円→1000円
ENEOS<5020.T>――「2」→「2」、630円→740円
神戸鋼<5406.T>――「2」→「2」、2050円→2240円
三菱マテリアル<5711.T>――「2」→「2」、2870円→3080円
住友鉱<5713.T>――「2」→「2」、4300円→4100円
DOWA<5714.T>――「2」→「2」、4900円→5400円
丸紅<8002.T>――「2」→「2」、2350円→2520円
豊田通商<8015.T>――「2」→「2」、8940円→10200円
住友商<8053.T>――「2」→「2」、3450円→3850円
◎みずほ証券(3段階・買い>中立>アンダーパフォーム)
ヤマハ<7951.T>――「買い」→「買い」、5500円→4350円
三井金<5706.T>――「中立」→「中立」、4500円→4600円
三菱マテリアル<5711.T>――「中立」→「中立」、2400円→2500円
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-02-28 09:48:00.0
2024-02-28 09:48:00.0
◎野村証券(3段階・Buy>ニュートラル>リデュース)
小林製薬<4967.T>――「Buy」→「Buy」、7460円→6750円
A&DHD<7745.T>――「Buy」→「Buy」、2500円→2900円
任天堂<7974.T>――「Buy」→「Buy」、7700円→9900円
セイコーG<8050.T>――「Buy」→「Buy」、4800円→5400円
石油資源<1662.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、5520円→6730円
東レ<3402.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、760円→690円
出光興産<5019.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、748円→950円
アドバンテス<6857.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、4440円→7000円
ネットワン<7518.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、2500円→2650円
シチズン時計<7762.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、950円→1070円
トーカイ<9729.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、2200円→2500円
◎大和証券(5段階・1>2>3>4>5)
フジクラ<5803.T>――「2」→「2」、1400円→2000円
ユニチャム<8113.T>――「2」→「2」、5780円→5980円
クレセゾン<8253.T>――「2」→「2」、2600円→3100円
三井住友<8316.T>――「2」→「2」、8200円→9000円
古河電工<5801.T>――「3」→「3」、2200円→3000円
住友電工<5802.T>――「3」→「3」、1900円→2300円
ナブテスコ<6268.T>――「3」→「3」、2500円→2200円
タダノ<6395.T>――「3」→「3」、1100円→1300円
横河電<6841.T>――「3」→「3」、2600円→3300円
イオンFS<8570.T>――「3」→「3」、1250円→1400円
Jパワー<9513.T>――「3」→「3」、2250円→2630円
◎SMBC日興証券(3段階・1>2>3)
中外薬<4519.T>――「1」→「1」、5200円→6000円
大塚HD<4578.T>――「2」→「2」、5200円→5400円
提供:ウエルスアドバイザー社