-
2024-07-16 08:41:00.0
2024-07-16 08:41:00.0
米国のトランプ前大統領は現地13日に東部ペンシルベニア州での選挙集会の演説中に銃撃されたが、一命をとりとめた。15日からの共和党全国大会(ウィスコンシン州)にも予定通り出席し、同党の正式な大統領選候補に指名された。11月の大統領選に向けては、高齢による認知能力の衰えが疑われている現職のバイデン大統領に対し、今回の事件で力強さを印象付けたトランプ氏が一段と優位に立ったとの見方がある。
15日の米国市場では建機のキャタピラーやエネルギーのシェブロンが値上がりした。日本でもトランプ氏が大統領に返り咲いた場合に政策的な恩恵が期待される資源株のINPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>や、建機のコマツ<6301.T>、日立建機<6305.T>、建機フィルターのヤマシンF<6240.T>などが好反応を示す可能性がある。
また、トランプ氏は日本に対し、東アジアの安全保障に関する防衛コストの負担拡大を求める可能性があることから、菱重工<7011.T>、川重<7012.T>、IHI<7013.T>、石川製<6208.T>、日アビオ<6946.T>、東京計器<7721.T>などの防衛関連株にも思惑が向かいそうだ。
提供:ウエルスアドバイザー社
-
2024-07-11 16:04:00.0
2024-07-11 16:04:00.0
(1)の続き
アクティビストによる保有候補銘柄
銘柄(コード) 株価 時価総額 PBR 配当利回り
京セラ<6971.T> 1950.5 29462 0.85 2.56
日鉄鉱<1515.T> 5040 842 0.59 3.19
石油資源<1662.T> 6350 3448 0.65 3.93
ノーリツ<5943.T> 1800 874 0.64 3.72
NOK<7240.T> 2177 3769 0.61 4.59
加藤産<9869.T> 4275 1496 0.88 2.64
ノリタケ<5331.T> 4170 1238 0.82 3.11
ゼオン<4205.T> 1377 3160 0.80 3.41
キッセイ薬<4547.T> 3220 1588 0.64 2.79
EIZO<6737.T> 4940 1086 0.78 4.25
椿本チエ<6371.T> 6400 2373 0.87 3.75
ニッケ<3201.T> 1321 1008 0.79 2.72
アイダ<6118.T> 879 610 0.61 3.41
マツダ<7261.T> 1516.5 9581 0.54 3.95
日化薬<4272.T> 1259 2147 0.77 3.57
静岡ガス<9543.T> 924 704 0.62 2.81
淀川鋼<5451.T> 5700 1815 0.86 5.42
日触媒<4114.T> 1641 2560 0.66 4.26
東合成<4045.T> 1530 1792 0.82 3.79
ニッパツ<5991.T> 1736 4237 0.92 3.28
パカライ<4095.T> 1307 1733 0.84 3.06
芝浦機械<6104.T> 3795 963 0.81 3.68
旭ダイヤ<6140.T> 968 502 0.80 3.09
東亜建<1885.T> 1014 892 0.84 3.99
東海理化<6995.T> 2105 1984 0.56 3.32
山善<8051.T> 1438 1370 0.96 3.54
プレス工<7246.T> 643 687 0.59 4.19
タカラス<7981.T> 1753 1198 0.63 3.19
タチエス<7239.T> 2036 718 0.77 5.09
東プレ<5975.T> 2183 1179 0.52 2.74
上組<9364.T> 3437 3852 0.94 2.90
セイノーHD<9076.T> 2199.5 4128 0.85 4.54
マンダム<4917.T> 1222 590 0.82 3.27
マースGHD<6419.T> 3810 866 0.95 5.11
ニチハ<7943.T> 3555 1327 0.98 3.20
SMBC日興証券資料を基に作成。データは10日終値。
単位:円、億円、倍、%
提供:ウエルスアドバイザー社
-
2024-07-11 16:03:00.0
2024-07-11 16:03:00.0
アクティビスト(物言う株主)による株主提案が増加している。株主還元要求を経営側が受け入れるケースや、企業価値の向上に向けた経営陣の刷新などが支持を集める例もみられ、その存在感が高まっている。
<日本資本市場の転換点>
6月にピークを迎えた定時株主総会では、株主提案を受けた上場企業が過去最多の91社(三井住友信託銀行調べ)に上った。配当水準の引き上げや自社株買いを求めるものや、政策保有株式(持ち合い株)の解消、取締役の選任要求などがある。
提案を企業側が受け入れる動きも目立ち、アパレルのダイドーリミテッド<3205.T>は旧村上ファンド系のストラテジックキャピタルの求めを受け、新たな取締役候補の3人が選任された。株主還元も大幅に拡充し、株価急騰につながった。
また、東洋水産<2875.T>の総会では、投資ファンドが提案した自社株買いや余剰金処分などの提案が株主の約49%の賛成を集めた。佐田建設<1826.T>、リズム<7769.T>などに対する還元強化案も4割超の支持を得ている。
こうした現象は、企業同士や取引行による株式の持ち合いが根付いていた過去の日本の株主総会では見られなかった。資本市場の大きな転換点に差し掛かったことを示唆しており、今後も企業の変革が加速しそうだ。
<京セラや日鉄鉱、NOKなど>
こうした中、SMBC日興証券は9日付リポートで、アクティビストが保有する銘柄はネットキャッシュ比率が高く、今期予想配当利回りが高い傾向がうかがえると指摘。政策保有株の割合などを基に、候補をリストアップ(表参照、高まるアクティビストの存在感、「保有する銘柄」特徴は?(2)に掲載)している。投資のヒントとして注目される。
PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回るものでは、電子部品大手の京セラ<6971.T>を筆頭に、鉱業セクターの日鉄鉱業<1515.T>、石油資源開発<1662.T>、給湯器のノーリツ<5943.T>、自動車用オイルシールのNOK<7240.T>、セラミック材料のノリタケ<5331.T>などを挙げている。
(2)に続く
提供:ウエルスアドバイザー社
-
2024-07-03 15:56:00.0
2024-07-03 15:56:00.0
バイデン米大統領が27日の第1回大統領選討論会で精彩を欠いたことから、トランプ前大統領の返り咲きに一段と現実味が増してきた。株式市場では防衛株などに買いが向かっており、今後も物色が広がりをみせる可能性がある。
<ヤマシンFや防衛銘柄上昇>
討論会では終始落ち着いていたトランプ氏に比べ、バイデン氏は時折言葉に詰まり声がかすれるなど、従前からの高齢不安をぬぐうことができなかった。主催したCNNテレビのアンケートでは、67%の視聴者がトランプ氏優勢と回答している。
こうした中、トランプ氏の政策に関連する銘柄に先回りする動きが日本の株式市場でも目立っている。「トランプ関連」として知られるヤマシンフィルタ(=ヤマシンF)<6240.T>が上昇しているほか、日本の防衛費負担の拡大への思惑から三菱重工業<7011.T>、日本アビオニクス<6946.T>などに買いが向かっている。
トランプ氏は日本の防衛費の国内総生産比率の引き上げを求める可能性があるほか、移民流入の大幅な制限を主張している。建機用フィルターのヤマシンFは、「国境の壁」の拡大が意識されている面があるようだ。建機のコマツ<6301.T>や日立建機<6305.T>も堅調だ。
<米子会社やシェールも注目>
また、トランプ氏は国外製品への「普遍的基本関税」の導入を掲げている。法人税については前回の在任中に引き下げた経緯があり、米現地子会社や関連会社の収益寄与度が大きい企業が注目される。電炉の大和工業<5444.T>やタイヤのブリヂストン<5108.T>などを押さえておきたい。
エネルギー政策に関しては、地球温暖化対策の国際枠組みである「パリ協定」の再離脱を明言するほか、石油などの生産者への減税も打ち出している。INPEX<1605.T>や石油資源開発<1662.T>のほか、プラント大手の日揮ホールディングス<1963.T>などが浮上する。
このほか、シェールガスの一大産地「マーセラス・シェール」へのパイプラインの認可を早める公約に絡み、シェール掘削資材のクレハ<4023.T>やクリヤマホールディングス<3355.T>、ポンプの帝国電機製作所<6333.T>、遠心分離機の巴工業<6309.T>もマークしたい。
提供:ウエルスアドバイザー社
-
2024-06-27 10:14:00.0
2024-06-27 10:14:00.0
◎みずほ証券(3段階・買い>中立>アンダーパフォーム)
ADEKA<4401.T>――「買い」→「買い」、3800円→4100円
ネットワン<7518.T>――「買い」→「買い」、3600円→3800円
NTTデータ<9613.T>――「買い」→「買い」、2860円→2850円
石油資源<1662.T>――「中立」→「中立」、4600円→5800円
九電工<1959.T>――「中立」→「中立」、2900円→6000円
信越化<4063.T>――「中立」→「中立」、5800円→6300円
沖縄電力<9511.T>――「中立」→「中立」、1100円→1150円
◎モルガン・スタンレーMUFG証券(3段階・オーバーウエート>イコールウエート>アンダーウエート)
UACJ<5741.T>――「オーバーウエート」→「オーバーウエート」、5000円→4750円
ゆうちょ銀行<7182.T>――「オーバーウエート」→「オーバーウエート」、1700円→1800円
ライト工<1926.T>――「アンダーウエート」→「アンダーウエート」、1700円→1800円
西武HD<9024.T>――「アンダーウエート」→「アンダーウエート」、2000円→1900円
◎東海東京証券(3段階・アウトパフォーム>ニュートラル>アンダーパフォーム)
JSB<3480.T>――「アウトパフォーム」→「アウトパフォーム」、2850円→3440円
ブリヂス<5108.T>――「アウトパフォーム」→「アウトパフォーム」、7700円→7500円
提供:ウエルスアドバイザー社