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9/4
16:01
欧州で飲料容器を環境負荷の小さい紙製に切り替える流れが加速している。日本メーカーにも影響が及び、伊藤園<2593.T>はEU(欧州連合)市場で主力の「おーいお茶」の紙パックを生産する。こうしたトレンドに乗る銘柄をマークしたい。
<製紙各社や石塚硝浮上>
EUではスペインがプラスチックの容器や包装材の製造業者や輸入業者に課税。海洋汚染につながる廃プラスチックの削減へ向けて、再生紙などの活用を促進している。他の国も追随する動きに伊藤園は対応する。
紙製の容器やストローを導入する取り組みは、欧州を中心に先進国に広がった。このため、飲料容器の紙パックシフトが今後日本などでも本格化する可能性がある。製紙大手をはじめ、関連企業の商機につながる。
日本製紙<3863.T>は紙パックのシェアが高く、従来品と比べて8%軽い新製品も投入した。TOPPANホールディングス<7911.T>は、長期常温保存が可能な口栓付き液体用紙容器を展開。欧州でのプラスチックからの切り替えをにらんだ環境対応製品の開発も強化している。
石塚硝子<5204.T>は、パルプから印刷、加工まで一貫した紙パックの生産体制を持つ。設備投資負担が先行する今3月期は、大幅な営業減益を計画しているが、紙容器部門では値上げも浸透しつつある。
このほか、紙の強度や耐水性を高めるコーティング剤で、ハリマ化成グループ<4410.T>やユニチカ<3103.T>が浮上する。
提供:ウエルスアドバイザー社
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8/30
13:16
テルモ<4543.T>が4日ぶりに反落。一時、前日比136円安となる2635円を付けた。29日引け後、海外市場での株式売出しに加え、自己株式の取得と消却を発表した。
三菱UFJ銀行や日本カストディ銀行、TOPPANホールディングス<7911.T>など7社は、保有するテルモ株合計約7321万株を(発行済み株式の4.9%)海外市場で売却する。売出し価格はブックビルディング方式により、9月10日−12日までのいずれかの日の終値に0.90−1.00を乗じた価格を仮条件とし、需要状況を勘案した上で決定する。
あわせて、上限1500万株・300億円の自社株買いを決議した。取得した全株を25年1月17日に消却する。
午後1時14分時点の株価は、前日比90円安の2681円。
提供:ウエルスアドバイザー社
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8/28
09:53
◎野村証券(3段階・Buy>ニュートラル>リデュース)
エレコム<6750.T>――「Buy」→「Buy」、2300円→2100円
TOPPAN<7911.T>――「Buy」→「Buy」、5170円→5250円
大日印<7912.T>――「Buy」→「Buy」、5660円→5780円
高砂熱<1969.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、6200円→5580円
ウエルシアH<3141.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、2550円→2300円
日本紙<3863.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、1150円→1050円
シャープ<6753.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、800円→900円
◎大和証券(5段階・1>2>3>4>5)
電通総研<4812.T>――「1」→「1」、6700円→7100円
TBSHD<9401.T>――「1」→「1」、5250円→5000円
フジHD<4676.T>――「2」→「2」、2100円→2000円
東海カ<5301.T>――「2」→「2」、1250円→1050円
ゴルドウイン<8111.T>――「2」→「2」、12700円→10000円
テレビ朝日H<9409.T>――「2」→「2」、2300円→2200円
共立メンテ<9616.T>――「2」→「2」、3750円→3000円
日本カーボン<5302.T>――「3」→「3」、5500円→4800円
住友重<6302.T>――「3」→「3」、4500円→3800円
NTN<6472.T>――「3」→「3」、300円→280円
◎SMBC日興証券(3段階・1>2>3)
花王<4452.T>――「1」→「1」、8100円→7800円
アシックス<7936.T>――「1」→「1」、2575円→3200円
ミズノ<8022.T>――「1」→「1」、11000円→11500円
関電工<1942.T>――「2」→「2」、1900円→2200円
ライオン<4912.T>――「2」→「2」、1400円→1500円
提供:ウエルスアドバイザー社
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8/21
13:35
TOPPAN<7911.T>は21日、グループのTOPPANエッジが、女性特有の健康課題の改善や労働パフォーマンス向上をサポートする、企業向けフェムテックサービス「わたし新発見プログラム」を同日から提供すると発表した。
「わたし新発見プログラム」は、寝ている間に女性特有の高温期/低温期のリズムを計測し、スマートフォンアプリと自動連携することで測定データや周期予測などが簡単に把握できるヘルスケアIoT(モノのインターネット)サービス「わたしの温度」に、婦人科領域の正しい知識を伝えパフォーマンス向上を支援する「行動変容研修」と、産婦人科、小児科に特化した「オンライン医療相談サービス」を組み合わせ、社員の健康支援に取り組む企業向けに提供するという。
午後1時34分時点の株価は、前日比40円安の4149円。
提供:ウエルスアドバイザー社
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7/17
13:36
TOPPAN<7911.T>は17日、グループのTOPPANと北海道大学病院HELIOS(北海道札幌市)が、テキストデータや画像を用いて説明動画を自動生成するWebアプリケーション「DICTOR」(ディクター)を23年9月に開発し、有用性の検証を進めてききたが、全国の医療機関に向け正式に提供を開始すると発表した。
「DICTOR」は、医師などのデジタルクローンを簡単に生成し、患者やその家族に対して医療行為などの説明を行う動画をテキストデータから自動生成し、再生をするサービス。医師はあらかじめ自身の音声と顔動画を登録し、デジタルクローンを生成。患者に対して説明が必要な情報をテキストで入力することで、医師本人の声と顔で説明動画が生成されるという。今回の正式提供により、「医師の働き方改革」の推進と患者への説明内容の理解度向上に貢献するとしている。
午後1時36分時点の株価は、前日比40円安の4492円。
提供:ウエルスアドバイザー社