投資信託への資金流出入速報(月一回更新)

純資金流入額は2兆1,355億円、前月比減も3カ月連続の2兆円台-2026年8月推計資金流出入

2026-09-07

 ウエルスアドバイザーの独自推計によると、2026年8月の国内公募追加型株式投信(ETF除く)の純資金流出入額は2兆1,355億円の純資金流入となった。流入超過額は前月比20.9%減少したものの、3カ月連続の2兆円台と高水準を維持した。

 ウエルスアドバイザーの大分類別で「国際株式型」が1兆5,051億円の純資金流入となり、74カ月連続の流入超過かつ大分類別でトップとなった。流入超過額は前月比9.1%減となったが、9カ月連続の1兆円台となった。

 国際株式型をカテゴリー別に見ると、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が9,178億円の純資金流入となり全カテゴリー中で純資金流入額トップ、「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」が5,605億円の純資金流入で第2位となった。

 個別ファンドでは、全ファンドにおける純資金流入額上位25ファンドのうち16ファンド(前月は13ファンド)が国際株式型となり、1位~4位は前月と同じファンドとなった。トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)で3,961億円の純資金流入となり、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が2,016億円の純資金流入で第2位、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が1,813億円の純資金流入で第3位、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」が966億円の純資金流入で第4位となった。

図表1:大分類別の純資金流出入額

(図表)大分類別の純資金流出入額

※対象は、国内公募追加型株式投信(ETF除く)
※2026年8月はウエルスアドバイザー推計値

国内株式型は前月比ほぼ半減、225連動型が大幅減

 「国内株式型」が3,160億円の純資金流入となり、大分類別で国際株式型に続く第2位となった。ただ、流入超過額は前月比47.3%減少した。8月の日経平均株価が前月末比3.03%上昇と反発する中、225連動型ファンドの純資金流入額が74億円と2,700億円超であった前月から大幅に減少した。

 カテゴリー別では「国内大型ブレンド」が2,402億円の純資金流入となり、全カテゴリー中で第3位となった。個別ファンドでは、前月設定の「野村 構造変化日本株ファンド」が301億円の純資金流入となり全個別ファンド中で第7位(前月は同5位)となったほか、「ノムラ・ジャパン・オープン」が296億円の純資金流入で同第8位(前月は同15位)となった。

 「バランス型」が1,735億円の純資金流入(前月比14.0%減)となり、大分類別で第3位となった。個別では「のむラップ・ファンド(積極型)」が194億円の純資金流入となり、個別全ファンド中で第21位(前月は同23位)となった。

 「国際債券型」が778億円の純資金流入(前月比64.4%増)、「商品指数連動型」が499億円の純資金流入(同約3.0倍)となった。国際債券型では一部のファンドラップ専用ファンドへの資金流入が寄与した。商品指数連動型では、ニューヨーク金先物が前月末比9.12%上昇と金価格が大幅に続伸する中で、金関連ファンドの一部に資金が流入した。

※資金流出入の詳細は以下のPDFをご覧ください

>一覧はこちら

PR

投資信託のウエルスアドバイザー

投資信託学習コンテンツ