投資信託への資金流出入速報(月一回更新)
純資金流入額は1兆3,113億円、国際株式型支えに8カ月連続の1兆円台-2026年4月推計資金流出入
2026-05-13
ウエルスアドバイザーの独自推計によると、2026年4月の国内公募追加型株式投信(ETF除く)の純資金流出入額は1兆3,113億円の純資金流入となり、35カ月連続の流入超過となった。純資金流入額は、国内株式型の流出超過転換が響いて前月から45.4%減少したが、国際株式型が支えとなり、8カ月連続の1兆円超台となった。
ウエルスアドバイザーの大分類別で「国際株式型」は1兆1,621億円の純資金流入となり、70カ月連続の流入超過かつ大分類別でトップとなった。国際株式型の流入超過額は全体の流入超過額の約9割を占めた。
国際株式型をカテゴリー別に見ると、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が7,238億円の純資金流入となり全カテゴリー中で純資金流入額トップ、「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」が2,055億円の純資金流入で第2位、「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」が1,815億円の純資金流入で第3位、「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」1,355億円の純資金流入で第4位となった。
個別ファンドでは、全ファンドにおける純資金流入額上位25ファンドのうち16ファンド(前月は11ファンド)が国際株式型となった。「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)が2,956億円の純資金流入で個別全ファンド中トップ、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が1,545億円の純資金流入で第2位、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が1,318億円の純資金流入で第3位となった。
また、野村アセットマネジメントが21日に設定した「ノムラ・エマージング・オープン」が1,216億円の純資金流入で第4位、大和アセットマネジメントが28日に設定した「モルガン・スタンレー フィジカルAI株式ファンド」が650億円の純資金流入で第5位となった。
図表1:大分類別の純資金流出入額
※対象は、国内公募追加型株式投信(ETF除く)
※26年4月はウエルスアドバイザー推計値
国内株式型が一転流出超過、利益確定売りに押される
「バランス型」が1,686億円の純資金流入となり、大分類別で第2位となった。前月比では26.6%減となったが、28カ月連続の流入超過となった。「ROBOPROファンド」が251億円の純資金流入で個別全ファンド中の第15位となったほか、三井住友DSアセットマネジメントが7日に設定した「三井住友DS・FOLIO・AIマルチアセットファンド」(愛称:フューチャーガイド)が209億円の純資金流入で同第20位となった。
「国内株式型」は628億円の純資金流出と7カ月ぶりの流出超過となった。前月は6,989億円の流入超過であった。225連動型ファンドが1,685億円の流出超過(前月は3,400億円超の流入超過)となった。日経平均株価が前月末比16.10%の上昇と大幅に反発する中で、利益確定の売りが優勢となった。
図表2:2026年4月の純資金流入額上位10ファンド
| ファンド名 | 純資金流入額(億円) |
|---|---|
| eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 2,956 |
| eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 1,545 |
| インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型) | 1,318 |
| ノムラ・エマージング・オープン | 1,216 |
| モルガン・スタンレー フィジカルAI株式ファンド | 650 |
| SMBCファンドラップ・ヘッジファンド | 552 |
| マテリアル・イノベーション戦略株式ファンド(為替ヘッジなし) | 515 |
| WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型) | 391 |
| フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし) | 344 |
| SMBCファンドラップ・日本グロース株 | 342 |
※ウエルスアドバイザー推計値
※資金流出入の詳細は以下のPDFをご覧ください