投資信託への資金流出入速報(月一回更新)

純資金流入額は2兆7,785億円と過去最高、NISA成長投資枠での一括購入が押し上げ-2026年1月推計資金流出入

2026-02-05

 ウエルスアドバイザーの独自推計によると、2026年1月の国内公募追加型株式投信(ETF除く)の純資金流出入額は2兆7,785億円の純資金流入となり、32カ月連続の流入超過となった。流入超過額は前月比73.5%増加し、25年1月の2.2兆円を更新して過去最高となった。26年に入り、NISA(少額投資非課税制度)成長投資枠での一括購入が流入超過額を押し上げたとみられる。けん引役は国際株式型のパッシブファンドで、1兆4,531億円の純資金流入と、全体の流入超過額の半分超を占めた。

 ウエルスアドバイザーの大分類別で純資金流入額トップとなったのは「国際株式型」。流入超過額は1兆8,464億円と前月比73.2%増加し、67カ月連続の流入超過かつ大分類別でトップとなった。

 国際株式型をカテゴリー別に見ると、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が9,732億円の純資金流入(前月比87.7%増)となり、前月に続いて全カテゴリー中で純資金流入額トップ。「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」が7,314億円の純資金流入(同48.1%増)で第2位となった。

 個別ファンドでは、全ファンドにおける純資金流入額上位25ファンドのうち15ファンド(前月は14ファンド)が国際株式型となった。パッシブファンドの「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)が5,890億円の純資金流入(前月比約2.1倍)となり個別全ファンド中でトップ、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が2,948億円の純資金流入(同82.0%増)で第2位となった。

図表1:大分類別の純資金流出入額

(図表)大分類別の純資金流出入額

※対象は、国内公募追加型株式投信(ETF除く)
※26年1月はウエルスアドバイザー推計値

国内株式型の流入超過額も大型株中心に増加、金関連は流入加速

 「国内株式型」が3,596億円の純資金流入となり、大分類別で第2位となった。流入超過額は前月比62.9%増加した。

 国内株式型をカテゴリー別に見ると、「国内大型ブレンド」が1,723億円の純資金流入(前月比34.9%増)で全カテゴリー中第5位、「国内大型グロース」が808億円の純資金流入(同11.2倍)で第7位、「国内大型バリュー」が763億円の純資金流入(同20.2%増)で第8位と、大型株で流入超過額の増加が目立った。

 個別ファンドでは、「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」が458億円の純資金流入(前月比約2.2倍)で個別全ファンド中第9位。26日設定の「ハイベータ日本株フォーカス・ファンド」が258億円の純資金流入で個別全ファンド中第19位となった。

 「商品指数連動型」の純資金流入額は3,158億円と、前月比2.5倍となった。金価格の上昇を背景に金関連ファンドへの資金流入が加速し、「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」が1,194億円の純資金流入(前月比2.8倍)で個別全ファンド中第3位、「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:サクっと純金(為替ヘッジなし))が675億円の純資金流入(同約3.8倍)で第6位、「三菱UFJ 純金ファンド」(愛称:ファインゴールド)が477億円の純資金流入(同66.9%増)で第7位となった。

※資金流出入の詳細は以下のPDFをご覧ください

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