投資信託への資金流出入速報(月一回更新)

純資金流入額は1兆6,997億円、前月からの反動減も高水準継続-2026年2月推計資金流出入

2026-03-06

 ウエルスアドバイザーの独自推計によると、2026年2月の国内公募追加型株式投信(ETF除く)の純資金流出入額は1兆6,997億円の純資金流入となり、33カ月連続の流入超過となった。流入超過額は、NISA(少額投資非課税制度)成長投資枠での一括購入により過去最大となった前月からは4割近く(38.8%)減少したものの、25年12月を上回り、過去60カ月(2021年3月~2026年2月)で4番目と高水準が続いた。

 ウエルスアドバイザーの大分類別で純資金流入額トップとなったのは「国際株式型」。流入超過額は1兆1,190億円と68カ月連続の流入超過かつ大分類別でトップとなった。前月比では39.4%減となったが、3カ月連続の1兆円台となった。

 国際株式型をカテゴリー別に見ると、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が6,519億円の純資金流入となり、前月に続いて全カテゴリー中で純資金流入額トップ。「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」が3,714億円の純資金流入で同じく第2位となった。

 個別ファンドでは、全ファンドにおける純資金流入額上位25ファンドのうち13ファンド(前月は15ファンド)が国際株式型となった。「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)が3,193億円の純資金流入となり前月に続いて個別全ファンド中トップ、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が1,635億円の純資金流入で同じく第2位となった。

 前月からの反動で流入超過額が前月から減少する上位ファンドが多い中、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が1,239億円の純資金流入(前月比14.5%増)で第3位(前月は第4位)、「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」(愛称:ネクスト・ジェネレーション)が422億円の純資金流入(前月比9.5%増)で第6位(前回は第13位)とランクアップした。

図表1:大分類別の純資金流出入額

(図表)大分類別の純資金流出入額

※対象は、国内公募追加型株式投信(ETF除く)
※26年2月はウエルスアドバイザー推計値

国内株式型、金関連も高水準の流入続く

 「国内株式型」は2,350億円純資金流入となり、大分類別で第2位となった。前月からは34.6%減となったものの、2,000億円台となり、過去60カ月中で第6位(トップは前月)と高水準の資金流入が続いた。

 国内株式型をカテゴリー別に見ると、「国内大型ブレンド」が1,438億円の純資金流入で全カテゴリー中第4位、「国内大型バリュー」が577億円の純資金流入で第7位となった。

 個別ファンドでは、前月設定の「ハイベータ日本株フォーカス・ファンド」が358億円強の純資金流入(前月比39.1%増)となり、個別全ファンド中第9位(前月は19位)、「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」は358億円弱の純資金流入で第10位(前月は第9位)となった。

 「商品指数連動型」は2,142億円の純資金流入となり、大分類別で第3位となった。前月比31.5%減となったものの、過去60カ月中、前月に続く第2位と高水準が続いた。

 金価格の上昇を背景に金関連ファンドへの高水準な資金流入が続き、「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」が778億円の純資金流入で個別全ファンド中第4位、「三菱UFJ 純金ファンド」(愛称:ファインゴールド)が389億円の純資金流入で第7位、「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:サクっと純金(為替ヘッジなし))が276億円の純資金流入で第13位、「ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)」が146億円の純資金流入で第25位となった。

※資金流出入の詳細は以下のPDFをご覧ください

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