投資信託への資金流出入速報(月一回更新)

純資金流入額は2兆6,969億円、国内株式型大幅増で過去2番目の高水準-2026年7月推計資金流出入

2026-08-05

 ウエルスアドバイザーの独自推計によると、2026年7月の国内公募追加型株式投信(ETF除く)の純資金流出入額は2兆6,969億円の純資金流入となり、今年1月に次ぐ過去2番目の高水準となった。国内株式型の純資金流入額が大幅に増加した。

 ウエルスアドバイザーの大分類別で「国際株式型」が1兆6,433億円の純資金流入となり、73カ月連続の流入超過かつ大分類別でトップとなった。流入超過額は前月から2,100億円余り減少したものの、8カ月連続で1兆円台と高水準が続いた。

 国際株式型をカテゴリー別に見ると、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が1兆301億円の純資金流入となり全カテゴリー中で純資金流入額トップ、「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」が5,275億円の純資金流入で第2位となった。

 個別ファンドでは、全ファンドにおける純資金流入額上位25ファンドのうち13ファンド(前月は18ファンド)が国際株式型となり、1位~4位までは前月と同じ顔触れの国際株式型のファンドが占めた。トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)で4,465億円の純資金流入となり、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が2,171億円の純資金流入で第2位、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が1,587億円の純資金流入で第3位、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」が1,141億円の純資金流入で第4位となった。

 また、JPモルガン・アセット・マネジメントが31日に設定した「JPモルガン・米国テクノロジー株式ファンド」(愛称:ザ・テック・リーダーズ)が641億円の純資金流入となり、第7位となった。同ファンドは米国のテクノロジー関連企業の株式に投資する。組入銘柄は、ファンダメンタルズ分析に基づくボトムアップ・アプローチにより選定する。

図表1:大分類別の純資金流出入額

(図表)大分類別の純資金流出入額

※対象は、国内公募追加型株式投信(ETF除く)
※2026年7月はウエルスアドバイザー推計値

国内株式型の流入超過額は1,700億円強増加、バランス型も堅調

 「国内株式型」が6,001億円の純資金流入となり、大分類別で国際株式型に続く第2位となった。流入超過額は前月から約1,741億円増加した。カテゴリー別で「国内大型グロース」が3,291億円の純資金流入となり、全カテゴリー中第3位、「国内大型ブレンド」が2,005億円の純資金流入となり、同第4位となった。

 同月の国内株式市場で日経平均株価が▲8.14%と大幅反落する中、225連動型ファンドには逆張りスタンスの投資家の資金が流入し、「日経225ノーロードオープン」が508億円の純資金流入で個別全ファンド中第9位にランクイン。「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」が429億円の純資金流入で同第11位、「たわらノーロード日経225」が200億円の純資金流入で同第24位となった。

 また、野村アセットマネジメントが31日に設定した「野村 構造変化日本株ファンド」が1,107億円の純資金流入となり、同第5位となった。同ファンドは、「マクロ環境の変化」、「政策・地政学の変化」、「技術革新」、「日本特有のビジネス機会」の観点から世界の中長期的な構造変化に着目し、利益成長が期待できる国内関連企業の株式に投資する。

 「バランス型」が2,102億円の純資金流入となり、大分類別で第3位となった。流入超過額は前月比では微減となったが、3カ月連続で2,000億円台となった。個別では「のむラップ・ファンド(積極型)」が202億円の純資金流入となり、個別全ファンド中で第23位となった。

※資金流出入の詳細は以下のPDFをご覧ください

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