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国内市況ニュース

日経平均は55円高と3日続伸、NYダウ上昇支えに大型株中心に買い先行=4日前場

2023-04-04 11:47:00.0

 4日前場の日経平均株価は前日比55円82銭高の2万8243円97銭と3営業日続伸。朝方は、3日のNYダウ上昇を支えに大型株を中心に買いが先行した。日経平均は直後に下げに転じる場面もあったが、先物買いを交えて切り返し、一時2万8277円74銭(前日比89円59銭高)まで値を上げた。ただ、買いは続かず、その後は前引けにかけて一服商状となった。

 日経平均プラス寄与度では、東エレク<8035>の12円強を筆頭に中外薬<4519>が9円強、アステラス薬<4503>が6円強と続いた。東証業種別株価指数(全33業種)では、その他製品、電気・ガス、海運など20業種が値上がりし、鉄鋼、倉庫運輸関連、小売など13業種が値下がりした。東証プライム銘柄では、全体の52.9%が下落したが、時価総額および流動性の高い大型株100銘柄で構成される「TOPIX(東証株価指数)100」を中心にしっかりだった。

 東証プライムの出来高は5億2513万株、売買代金は1兆2977億円。騰落銘柄数は値上がり771銘柄、値下がり971銘柄、変わらず93銘柄。

 業種別では、任天堂<7974>、大日印<7912>などのその他製品株が堅調。東電力HD<9501>、関西電<9503>、中国電<9504>などの電気・ガス株も高い。郵船<9101>、川崎汽<9107>、商船三井<9104>などの海運株や、石油資源<1662>、三井松島HD<1518>などの鉱業株も値を上げた。京成<9009>、京王<9008>、阪急阪神<9042>などの陸運株も引き締まり、小野薬<4528>、協和キリン<4151>などの医薬品株も買われた。

 半面、日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>、山陽特鋼<5481>などの鉄鋼株が軟調。住友倉<9303>、上組<9364>などの倉庫運輸関連株も安い。7&iHD<3382>、三越伊勢丹<3099>などの小売株や、エムスリー<2413>、カカクコム<2371>などのサービス株もさえない。

 個別では、安永<7271>、加藤製<6390>、ミツバ<7280>などが値上がり率上位。半面、ネクステージ<3186>、トビラS<4441>、デクセリアル<4980>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社