-
2024-05-16 08:33:00.0
2024-05-16 08:33:00.0
川崎汽<9107.T>の株式について、エフィッシモ・キャピタル・マネージメント(エフィッシモ)の保有割合が低下したことが判明した。
エフィッシモが15日引け後に提出した大量保有変更報告書によると、川崎汽の保有割合が前回提出時の38.52%から36.39%に低下した。保有目的は、純投資として発行者株式を保有するとともに、エンゲージメント(日本版スチュワードシップ・コードに基づく建設的な対話)を行うとしている。
15日終値は、前日比9.5円高の2292.5円。
提供:ウエルスアドバイザー社
-
2024-05-15 16:00:00.0
2024-05-15 16:00:00.0
コンテナ船のスポット運賃が上昇している。中国発のSCFIは足元で、欧州向けが3カ月半ぶりの水準を回復。堅調な荷動きを背景に北米向けも上向いている。海運株への注目度が高まりそうだ。
<空コンテナ不足や港湾混雑>
コンテナ船運賃はコロナ禍の物流混乱で2021年に大きなピークを付けたが、その後は正常化している。海運各社の連結経常利益も、特需で膨らんだ2022年3月期と23年3月期に対し、前期は反動で大きく落ち込んだ。
ただ、日本海事センターによれば、アジア発のコンテナ荷動き量は米国向けが今年1−3月で前年同期比23%増、欧州向けが1−2月で同11%増と好調だ。直近では「アジア方面の空コンテナ不足や、港湾混雑が市況を押し上げている」(業界関係者)。
SCFIは5月10日時点で欧州向け(20フィートコンテナ当たり)が1月以来の高値の2869ドル、北米向け(40フィートコンテナ当たり)が西海岸で4393ドル、東海岸で5562ドルとそれぞれ2月以来、3月以来の水準に値上がりした。1月からの平均は各2422ドル、3929ドル、5316ドルとなっており、いずれも昨年1年の平均の2倍以上の水準となっている。
<今期計画は慎重>
海運大手3社の日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>は今3月期、コンテナ船部門の利益を前期比で小幅な拡大か減益と予想している。このため、市況が今後も堅調に推移した場合は業績が計画を上ブレする要因になる。
もっとも、コンテナ船は新造船の大量しゅん工期に入っており、中期的には海上輸送の需給が緩む可能性もある。
世界の新造船の昨年のしゅん工量は、船腹ベースで過去最高の225万TEU(20フィートコンテナ換算)となり、22年(101万TEU)の2倍超に拡大した。その勢いは一段と強まり、今年は3月までに73万TEUがしゅん工。計画では年間250万TEUに達する見通しだ。この水準は10年代までのピークである15年(168万TEU)の約1.5倍に相当する。
提供:ウエルスアドバイザー社
-
2024-05-13 08:52:00.0
2024-05-13 08:52:00.0
中国発コンテナ船運賃のスポットレート「SCFI」が10日、4月26日比約19%高の2305.79ポイントに上昇した。航路別は欧州向け(20フィートコンテナ当たり)が1月以来の高値の2869ドル(同25%高)、北米向け(40フィートコンテナ当たり)が西海岸で4393ドル(同22%高)、東海岸で5562ドル(同19%高)とそれぞれ2月以来、3月以来の水準に値上がりした。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>には追い風か。
提供:ウエルスアドバイザー社
-
2024-05-10 11:06:00.0
2024-05-10 11:06:00.0
10日午前11時4分すぎの日経平均株価は、前日比279円程度高い3万8353円前後で推移する。現地9日の米国株高などで、朝方から買いが先行。株価指数先物に断続的な買いが入ったこともあり、午前9時40分には、同667円90銭高の3万8741円88銭を付けた。ただ、買い一巡後は、戻り待ちの売りに押されているもよう。ドル・円相場は1ドル=155円60銭前後で推移する。
日経平均採用銘柄では、値上がり率上位に、コナミG<9766.T>、ダイキン<6367.T>、神戸鋼<5406.T>、住友ファーマ<4506.T>、川崎汽<9107.T>がランクイン。値下がり率の上位には、スクリン<7735.T>、アルプスA<6770.T>、日精工<6471.T>、パナソニック<6752.T>、旭化成<3407.T>が入っている。
提供:ウエルスアドバイザー社
-
2024-05-08 10:18:00.0
2024-05-08 10:18:00.0
川崎汽船<9107.T>が小動き。一時、前日比71.5円高となる2236.5円を付けたものの、買い一巡後は上値が重くなっている。7日引け後、24年3月期決算に加え、増配と自社株買いを発表している。
24年3月期の連結経常利益は1358億円(前期比80.3%減)だった。コンテナ船事業において、市況平常化の過程にあることに加え、荷動きの伸び悩みや新造船の竣工増により需給が軟化した。
25年3月期の連結経常利益は1350億円(同0.6%減)を予想。一定の不透明感はあるものの、ドライバルク事業の好転とコンテナ船事業の堅調推移を織り込んだ。
25年3月期の配当は、中間を42.5円(調整後前期実績33.3円)、期末を42.5円(同50円)とし、年間で85円(同83.3円)を予定している。
あわせて、上限3955万6000株(発行済み株式の5.5%)・1000億円の自社株買いも決議した。
午前10時18分時点の株価は、前日比35円安の2130円。
提供:ウエルスアドバイザー社