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国内市況ニュース

日経平均は649円高と大幅反発、堅調推移でプライム値上がり数は7割超え=4日前場

2024-04-04 11:48:00.0

 4日前場の日経平均株価は、前日比649円97銭高の4万101円82銭と大幅反発。TOPIX(東証株価指数)も同39.63ポイント高の2746.14ポイントと4日ぶりに反発した。朝方から買いが先行し、日経平均は午前9時38分に、同791円17銭高の4万243円02銭を付けた。買い一巡後は、上値は重いものの、総じて堅調に推移した。東証プライム市場の出来高は9億5649万株、売買代金は2兆3490億円。騰落銘柄数は値上がりが1198銘柄で7割を超えた一方、値下がりは406銘柄。変わらずは48銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落した。三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株や、東電力HD<9501>、関西電<9503>などの電気ガス株が上昇。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株も高い。SOMPOH<8630>、東京海上<8766>などの保険株や、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株も堅調。AGC<5201>、ガイシ<5333>などのガラス土石株や、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株もしっかり。一方、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株などが安い。

 個別では、ソシオネクス<6526>、MARUWA<5344>、ユニチカ<3103>、DeNA<2432>、イズミ<8273>などが上昇。半面、霞ヶ関キャピ<3498>、カナミックN<3939>、Uアローズ<7606>、一工薬<4461>、日本アクア<1429>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社