ウエルスアドバイザーYouTubeチャンネル かんたんファンド検索 詳細条件でファンドを検索 ファンドの見直し

国内市況ニュース

日経平均は52円程度高、買い先行後は円高で伸び悩み=7日前場

2024-03-07 10:07:00.0

 7日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比52円程度高い4万143円前後で推移する。きのう6日は底堅い展開だったことや、現地6日の米国株式市場で、米10年物国債の利回りが低下(価格は上昇)し、NYダウ・ナスダック総合指数が3日ぶりに反発したこともあり、朝方から買いが先行。午前9時5分には、同381円33銭高の4万472円11銭を付けている。その後は、外国為替市場で、ドル・円相場が円高方向に振れていることもあり、戻り待ちの売りが優勢で、伸び悩む格好となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比250円高の4万330円だった。

 業種別では、33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落している。第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株が上昇。クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株や、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株も高い。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も堅調。三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株や、KDDI<9433>、ソフバンG<9984>などの情報通信株もしっかり。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、日産自<7201>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株が安い。

 個別では、ツムラ<4540>、さくら<3778>、ネットプロテ<7383>、川重<7012>、JTEC<3446>などが上昇。半面、Vキューブ<3681>、新日本建設<1879>、インソース<6200>、マーキュリア<7347>、マツダ<7261>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時2分時点で、1ドル=148円台の後半(6日は149円53−55銭)、1ユーロ=162円台の前半(同162円41−45銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社