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国内市況ニュース

日経平均は349円安、プライムの9割近くが下落=18日前場

2023-12-18 11:52:00.0

 18日前場の日経平均株価は、前週末比349円75銭安の3万2620円75銭、TOPIX(東証株価指数)は、同30.68ポイント安の2301.60ポイントといずれも反落して取引を終了した。朝方から売りが先行。様子見姿勢が強いなか、午前11時11分には、同429円32銭安の3万2541円23銭を付けるなど、軟調に推移した。東証プライム市場の出来高は7億8167万株、売買代金は1兆8059億円。騰落銘柄数は値上がりが184銘柄、値下がりは1456銘柄でプライムの9割近くを占め、変わらず21銘柄だった。

 市場では「日経平均は25日移動平均線(前週末15日時点で3万3125円)に上値を抑えられる格好となっている。手がかり材料に乏しいなか同線が上値として意識されそう」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、33業種のうち32業種が下落、海運1業種が上昇した。東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株が下落。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も安い。三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株や、大林組<1802>、大和ハウス<1925>などの建設株も軟調。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株も弱い。一方、コンテナ船運賃高を手掛かりに、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が上昇している。

 個別では、セルソース<4880>、JDI<6740>、エニグモ<3665>、プロレドP<7034>、大真空<6962>などが下落。半面、ギフトHD<9279>、LinkU<4446>、エコス<7520>、川崎汽<9107>、巴工業<6309>などが上昇している。

提供:ウエルスアドバイザー社