私たちが日本のお客様に提供する投資信託の中に、25年を超える長い運用実績を持ち、株価指数に連動しないアクティブ型のグローバル株式ファンドがあります。2024年末時点で純資産総額は1兆9000億円を超えており、現時点ではグローバル株式に投資を行う日本のアクティブファンドの中で、純資産総額が第1位※となっています。
なぜ私たちのファンドが、投資家の皆さまのご支持をいただけているのか。ファンドの魅力は主に3つあると考えています。「株式投資の王道」「好調なパフォーマンス」、そして「差別化されたポートフォリオ」です。
1つずつ見ていきたいと思います。まずは「株式投資の王道」です。私たちのファンドは、日本を含む先進国の株式の中から、“ベスト”と考える40~50銘柄を厳選して投資します。その際に着目する要素が、成長・配当・割安の3つです(図表①)。
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
リテール営業本部
ヴァイス・プレジデント
佐藤 那奈氏
図表①株式投資の王道「3つの柱」
「成長」とは、どのような景気の状況であっても成長が期待できる企業。着眼点としては競争力が高い製品やサービスを持っている、財務体質が健全であるといったことが挙げられます。
次に「配当」ですが、これは必ずしも高配当を指すわけではありません。中長期的に継続した配当が期待できるか、増配が見込めるかどうかに着目しています。
最後に「割安」です。たとえ優良な銘柄であっても、株価が高値の時に投資するとリターンを上げることが難しくなります。企業の本質的価値を見極めながら、いかに割安なタイミングで投資するかを重視しています。株価が大きく下がっている局面で、逆張りで買う場合もあります。
成長・配当・割安の3つは、株式投資においていずれも重要かつ基本となる要素であり、単一の着眼点に偏ることなく、この3つの要素をすべて重視します。どんな市場局面であっても安定したリターンを目指す、“全天候型ファンド”でありたい。それこそが、個人投資家の皆さまに安心して長期で保有いただけるファンドだと考えています。
※2024年9月末現在 QUICK資産運用研究所調べ 国内公募の追加型株式投資信託(ETF、ラップ・SMA専用、DC専用を除く)を対象にQUICK資産運用研究所による分類(地域:海外および内外、分類:グローバル株式および先進国株式(グローバル)のアクティブ型)におけるファンド純資産総額の順位。決算回数や為替ヘッジの有無など複数のコースが存在するファンドを合算して比較したもの。
私たちのファンドの運用拠点は大都市からは離れた場所にあります。イギリスのロンドンから西に電車で1時間半ほどの場所にあるヘンリー・オン・テムズという街です。自然豊かな環境で、中長期的な視点に立って運用に集中できるため、ユニークなアイディアも生まれやすい場所です。「好調なパフォーマンス」は、このような運用環境から生まれています。
例えば2021年9月からの3年間で、全世界を対象とした株価指数のMSCIワールド・インデックス(税引後配当込み、円ベース)と比較して、当ファンドの伸び率は信託報酬を差し引いた後で16ポイントほど上回りました。また、同じカテゴリーに属するファンドとの比較では、過去1年(2024年10月1日時点。以下同じ)では219本中40位で、上位18%に位置しています。これが2年になると上位4%、3年では上位2%と、各期間で高い位置にあることが示されています。
とはいえ、株式市場が高値を更新している状況では、ファンドを買うのをためらったり、タイミングを狙ったりしたくなる方もいらっしゃると思います。なぜそう考えるかといえば、今は割高だと判断するからではないでしょうか。その際にぜひ覚えていていただきたいのが、PER(株価収益率)についてです。PERとは、数値が高いほど割高、低いほど割安と判断される一つの指標ですが、基準価額が上昇する局面であっても、当ファンドのPERは比較的低位で安定して推移してきました。これは、割高になったと考えられる銘柄があれば売却し、割安な銘柄へと入れ替えてきた効果によるものです。したがって基準価額の上昇局面であっても、ファンド自体は必ずしも割高にはなっていないと言えるかと思います。
そして私が最も強くお伝えしたいのが、「差別化されたポートフォリオ」です。図表②の右側が、過去3年間に世界株式指数のパフォーマンスに貢献したトップ10の銘柄です。色が付いた銘柄がいわゆるマグニフィセント・セブンであり、10社すべてが米国企業です。一方で当ファンドにおいては、トップ10社のうちマグニフィセント・セブンは1社だけで、国別で見ても米国だけでなく、英国やフランス、オランダ、スイスと多岐にわたっています。
図表②当ファンドと世界株式のパフォーマンスへの貢献銘柄トップ10(2021年9月末~2024年9月末)
図表③の業種別組み入れ比率を見ても、世界株式指数と配分が大きく異なります。金融と資本財・サービスの2つの業種は世界株式より多めに持ち、逆に情報技術の比率は小さくなっています。同様に国・地域についても、北米の割合は世界株式より小さく、欧州が大きくなっています。このように世界株式と異なるポートフォリオになったのは、運用チームが世界の企業から“ベスト”と思える銘柄を厳選し、1つずつ積み上げてきた結果です。
図表③当ファンドの業種別組み入れ比率と世界株式との差異(2024年9月末時点)
こうした銘柄選択の結果として、割安株が強い局面でも成長株が強い局面でも、あるいは2024年夏のような大きな下落局面でも、あらゆる環境で安定的なパフォーマンスを実現しました。
世界株式指数や米国の株価指数に連動するインデックスファンドや他のアクティブファンドをお持ちの方でも、ポートフォリオをより分散する観点で、このファンドを組み入れることも選択肢の一つになると考えています。
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