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国内市況ニュース

日経平均は165円高と4日ぶり反発し高値引け、業種別では26業種が上昇、7業種が下落=30日後場

2023-11-30 15:26:00.0

 30日後場の日経平均株価は、前日比165円67銭高の3万3486円89銭と4日ぶりに反発し、きょうの高値で取引を終えた。朝方は売りが先行。外国為替市場で1ドル=147円前後と、円が高止まりしていることも意識され、軟調な動きもみられた。売り一巡後は、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることを背景に、下げ渋る展開となった。後場に入り、株価指数先物に買いが入ったことをきっかけに、上げ幅を拡大。取引終了にかけて引き締まる格好となった。東証プライム市場の出来高は23億6681万株、売買代金は5兆5792億円。騰落銘柄数は値上がりが1014銘柄、値下がりが591銘柄、変わらず55銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち26業種が上昇、7業種が下落した。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株が上昇。武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株や、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株も高い。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、SUMCO<3436>、三和HD<5929>などの金属製品株も堅調。大日印<7912>、任天堂<7974>などのその他製品株や、SMC<6273>、コマツ<6301>などの機械株もしっかり。一方、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株は下落した。

 個別では、大真空<6962>、黒崎播磨<5352>、ランドC<3924>、オーケストラ<6533>、TOWA<6315>などが上昇。半面、ACCESS<4813>、伊藤園<2593>、アイスタイル<3660>、ネットプロテ<7383>、さくら<3778>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社