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日経平均１９１円高、断続的な指数先物売りで上げ幅縮小＝１７日前場

2024-01-17 11:52:00.0

　１７日前場の日経平均株価は、前日比１９１円１７銭高の３万５８１０円３５銭、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は同１４．７５ポイント高の２５１８．７３ポイントとともに反発して取引を終えた。日経平均は午前１０時３５分に、同６２０円０４銭高の３万６２３９円２２銭まで上げ、１５日に付けた取引時間中の昨年来高値（３万６００８円２３銭）を更新したほか、１月ＳＱ値（特別清算指数：３万６０２５円９７銭）を上回った。ただ、その後、株価指数先物に断続的な売りが出たことをきっかけに、上げ幅が７０円弱程度に縮小する場面がみられるなど、強弱感の対立から荒い値動きとなった。東証プライム市場の出来高は１０億５１３０万株、売買代金は２兆９３３８億円。騰落銘柄数は値上がりが１１０７銘柄、値下がりは４９０銘柄、変わらずは６０銘柄だった。

　業種別では、３３業種のうち２８業種が上昇、５業種が下落している。第一生命ＨＤ<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株が上昇。７＆ｉＨＤ<3382>、ファーストリテ<9983>などの小売株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が高い。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株も堅調。三井金属<5706>、古河電工<5801>などの非鉄金属株や、ＡＧＣ<5201>、ＴＯＴＯ<5332>などのガラス土石株もしっかり。一方、ＩＮＰＥＸ<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、東電力ＨＤ<9501>、中部電力<9502>などの電気ガス株が下落している。

　個別では、さくら<3778>、東プレ<5975>、プロネクサス<7893>、ＴＡＫＡＲＡ<7921>、大真空<6962>などが上昇。半面、ＪＩＡ<7172>、ヤマエＧＨＤ<7130>、Ｇｕｎｏｓｙ<6047>、そーせい<4565>、東京産業<8070>などが下落している。

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