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国内市況ニュース

日経平均は99円高と続伸、買い一巡後は上値重く一時下げ転換=23日前場

2024-04-23 11:53:00.0

 23日前場は日経平均株価が、前日比99円45銭高の3万7538円06銭、TOPIX(東証株価指数)が同3.96ポイント高の2666.42ポイントといずれも続伸して取引を終えた。朝方は現地22日の米国株式市場で、中東情勢への警戒感が後退し、NYダウが3日続伸、ナスダック総合指数は7日ぶりに反発。それを受け日本株は買い優勢でスタート。日経平均は、午前9時03分に同379円17銭高の3万7817円78銭を付けた。ただ、その後は、手がかり材料難のなか戻り待ちの売りに押されて、上値の重い展開となり、一時下げ転換する場面もみられた。東証プライム市場の出来高は7億4364万株、売買代金は1兆9345億円。騰落銘柄数は値上がりが898銘柄、値下がりは694銘柄、変わらずは60銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち19業種が上昇、14業種が下落した。第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、東ガス<9531>、大ガス<9532>などの電気・ガス株が上昇。三井松島HD<1518>、INPEX<1605>などの鉱業株や、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株も高い。大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、アサヒ<2502>、JT<2914>などの食料品株も堅調。大林組<1802>、清水建<1803>などの建設株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株もしっかり。一方、SUMCO<3436>、LIXIL<5938>などの金属製品株や、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株、TOYO<5105>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が下落した。

 個別では、レノバ<9519>、東急建設<1720>、サンケン<6707>、ビジョン<9416>、三信電<8150>などが上昇。半面、さくら<3778>、SHIFT<3697>、エクセディ<7278>、北海電<9509>、オークワ<8217>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社