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日経平均は１５１円高、反発も日銀会合控え盛り上がり欠ける＝２６日前場

2024-04-26 11:59:00.0

　２６日前場は日経平均株価が、前日比１５１円８７銭高の３万７７８０円３５銭、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）も同９．５４ポイント高の２６７３．０７ポイントと反発した。米ＩＴ企業の好決算による支えや、きのう２５日に大幅下落した反動から買いが先行。一時戻り待ちの売りに押され、下げ転換する場面もみられたが、時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移していることを支えに出直った。日経平均は、午前１１時１８分に同２２４円４９銭高の３万７８５２円９７銭を付けた。ただ、日銀金融政策決定会合の内容発表を控えることから、盛り上がりには欠ける展開で、東証プライム市場の出来高は７億４７５２万株、売買代金は２兆７７億円にとどまった。騰落銘柄数は値上がりが７０４銘柄、値下がりは８７９銘柄、変わらずは６６銘柄だった。

　業種別では、３３業種のうち２１業種が上昇、１２業種が下落した。第一生命ＨＤ<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、アステラス薬<4503>、第一三共<4568>などの医薬品株が上昇。キーエンス<6861>、東エレク<8035>などの電気機器株や、出光興産<5019>、ＥＮＥＯＳ<5020>などの石油石炭製品株も高い。ＳＵＭＣＯ<3436>、ニッパツ<5991>などの金属製品株や、三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株も堅調。大和証Ｇ<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、ＩＮＰＥＸ<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株もしっかり。一方、信越化<4063>、花王<4452>などの化学株や、東電力ＨＤ<9501>、東ガス<9531>などの電気・ガス株、テルモ<4543>、ＨＯＹＡ<7741>などの精密機器株が安い。

　個別では、ゼオン<4205>、ユアテック<1934>、明星工<1976>、インソース<6200>、富士通ゼ<6755>などが上昇。半面、東光高岳<6617>、柿安本店<2294>、愛三工<7283>、フタバ<7241>、ジェコス<9991>などが下落した。

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