キーエンス<6861.T>
　反発。前２０２４年３月期連結業績が市場予想を上回った。

　信越化<4063.T>
　大幅続落。今２０２５年３月期第１四半期（４−６月）の連結営業利益予想は１６５０億円（前年同期比１４％減）。また、三益半導<8155.T>（監理）へのＴＯＢ（株式公開買い付け）を発表。三益半導はＴＯＢ価格にサヤ寄せする動きに。

　東光高岳<6617.T>
　一時ストップ安。今２０２５年３月期の連結営業利益は前期比５２％減の４０億円を見込む。次期中期経営計画の公表延期も。

　愛三工<7283.T>
　大幅安。今２０２５年３月期の連結営業利益予想は１６０億円（前期比３％増）も、市場期待に届かず。

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提供：ウエルスアドバイザー社

　米バイデン政権は２０２７年から適用する自動車の環境規制について、開始後３年（２９年まで）のＣＯ２（二酸化炭素）削減ペースを素案に比べ緩めたほか、ＰＨＶ（プラグインハイブリッド車）など内燃機関を搭載する電動車の導入を認めることで、３２年のＥＶ（電気自動車）の普及目標のハードルを下げた。１１月の大統領選を見据え、ＥＶ展開で中国メーカーに後れをとる米自動車業界に配慮した格好だ。

　エンジン部品やトランスミッションを手掛ける日系自動車部品メーカーには、一時的な追い風が吹く可能性がある。ＨＶ（ハイブリッド車）に強いアイシン<7259.T>や、プラグ、排気系センサーの特殊陶<5334.T>、燃料系製品の愛三工<7283.T>、ハニカムのガイシ<5333.T>をはじめ、ポンプのミクニ<7247.T>、エンジンバルブのＮＩＴＴＡＮ<6493.T>、フジオーゼ<7299.T>、廃熱回収器のユタカ技研<7229.T>などが浮上する。

　このほか、ピストンとクランクシャフトをつなぐ「コネクティングロッド（コンロッド）」などエンジン中枢の部品を手掛ける安永<7271.T>や、イオン検出点火システムなどをＨＶに供給するダイヤＨＤ<6699.T>といった小型株にも狙いを定めたい。

提供：ウエルスアドバイザー社

◎みずほ証券（３段階・買い＞中立＞アンダーパフォーム）

　ＮＲＩ<4307.T>――「買い」→「買い」、４６００円→４６９０円

　ＯＢＣ<4733.T>――「買い」→「買い」、７３００円→７８５０円

　神戸鋼<5406.T>――「買い」→「買い」、２１００円→２２５０円

　マツダ<7261.T>――「買い」→「買い」、２１００円→２３００円

　アシックス<7936.T>――「買い」→「買い」、６２００円→７３００円

　ＮＸＨＤ<9147.T>――「買い」→「買い」、１００００円→９５００円

　住友林<1911.T>――「中立」→「中立」、４２００円→４５００円

　すかいらくＨ<3197.T>――「中立」→「中立」、２０００円→２１００円

　オプンハウス<3288.T>――「中立」→「中立」、４５００円→５３００円

　飯田ＧＨＤ<3291.T>――「中立」→「中立」、２１８０円→２０７０円

　中外薬<4519.T>――「中立」→「中立」、４４５０円→５６００円

　三菱電機<6503.T>――「中立」→「中立」、２０００円→２１００円

　オムロン<6645.T>――「中立」→「中立」、５６５０円→５０００円

　ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>――「中立」→「中立」、２８００円→３２００円

　ロイヤルＨＤ<8179.T>――「中立」→「中立」、２８００円→２６００円

◎岡三証券（３段階・強気＞中立＞弱気）

　三菱重工<7011.T>――「強気」→「強気」、１１４００円→１３４００円

◎東海東京証券（３段階・アウトパフォーム＞ニュートラル＞アンダーパフォーム）

　タクマ<6013.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、１４７０円→１７３０円

　愛三工<7283.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、１１５０円→１４００円

◎岩井コスモ証券（５段階・Ａ＞Ｂ＋＞Ｂ＞Ｂ−＞Ｃ）

　丸井Ｇ<8252.T>――「Ｂ＋」→「Ｂ＋」、２６００円→２６５０円

◎立花証券（５段階・強気＞やや強気＞中立＞やや弱気＞弱気）

　キッツ<6498.T>――「強気」→「強気」、１５００円→１６００円

◎水戸証券（５段階・Ａ＞Ｂ＋＞Ｂ＞Ｂ−＞Ｃ）

　東京海上<8766.T>――「Ｂ＋」→「Ｂ＋」、４２００円→５０００円

提供：ウエルスアドバイザー社