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国内市況ニュース

日経平均は191円高と続伸、買い一巡後は伸び悩み=12日前場

2023-12-12 11:59:00.0

 12日前場の日経平均株価は、前日比191円57銭高の3万2983円37銭と続伸して取引を終了した。朝方から買いが先行し、午前9時4分には同380円33銭高の3万3172円13銭を付けた。買い一巡後は、手がかり材料に乏しいなか、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となり、伸び悩んだ。東証プライム市場の出来高は7億5353万株、売買代金は1兆7651億円。騰落銘柄数は値上がりが822銘柄、値下がりは786銘柄と拮抗し、変わらず51銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち24業種が上昇、9業種が下落した。三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株や、三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株が上昇。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株や、コマツ<6301>、ダイキン<6367>などの機械株も高い。タカラトミー<7867>、任天堂<7974>などのその他製品株や、三菱倉<9301>、上組<9364>などの倉庫運輸株も堅調。大林組<1802>、大和ハウス<1925>などの建設株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株もしっかり。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が下落している。

 個別では、アウトソシン<2427>(監理)、Jリース<7187>、物語コーポ<3097>、ファインD<3649>、ルネサス<6723>などが上昇。半面、ダイダン<1980>、学情<2301>、LinkU<4446>、トーホー<8142>、サムコ<6387>などが下落している。

提供:ウエルスアドバイザー社