当社では、全国の20代~70代までの約1万4千人の男女を対象に、将来への備えに向けた意識・傾向を明らかにし、人生100年時代を明るく豊かにするヒントを得て商品やサービス開発に生かすため、「全国47都道府県大調査」を2018年から実施しています。最新の「2024年版」では、お金に関する意識について例年以上にさまざまな調査を行いました。
新NISAがスタートしたことに加えて、日経平均株価の史上最高値更新や円安/ドル高の進行により、今年は資産運用への関心がかつてないほど高まる一方で、物価上昇・インフレに対しては、節約志向が強まったという回答が半数近く(47.1%)に達しました。
物価が下落するデフレの時代は、資産を現預金で保有しておくことにも一定の合理性がありましたが、足元のインフレ下では、物価上昇率ほどに預金金利が上がらない場合、現預金の実質的な価値は目減りしてしまいます。値上がり益の追求という観点だけではなく、インフレ対応としても資産を運用していくことが重要になってくるでしょう。
メットライフ生命保険株式会社
金融法人本部 第4営業統括部 第3営業部 部長
加美山 義幸氏
こうした時代の変化を踏まえ、当社は保険としての保障機能をお客さまにしっかりご提供することを基本としつつ、主に外貨を活用し、インフレへの備えに対応できる保険商品を提供・開発することでお客さまの資産の保全や運用に貢献していきたいと思います。
メットライフは1868年に米ニューヨークでメトロポリタン生命として誕生しました。日本での歴史は1973年に遡り、いまでは全国100*の金融機関に商品を取り扱いいただいているほか、直販チャネルでは高い専門性を持ち、地域に根付いたサービスを提供するコンサルタント社員が約4,100名*在籍しています。保険ショップなど一般代理店チャネルも充実しており、全国の約5,800店*で当社の保険商品に加入できます。これからもパーパスに掲げる「ともに歩んでゆく。より確かな未来に向けて。」をお客さまはもちろん、金融機関や保険代理店、株主、社員、そして地域社会のために実現していきます(*2024年3月末時点)。
今回の「人生100年時代FORUM」では、「自分らしく生きるための備え」と「資産承継対策」は両立できるというメッセージを特にお伝えしたいと思います。「人生100年時代」が現実のものとなる中、いつまでも自分らしく豊かな人生を過ごすためには、生活コストの上昇にどう対応するか、つまりインフレ対策としての資産運用が重要なテーマになります。
リタイアメント世代の方であれば、新たな定期収入の手段として資産運用を検討する方も多いでしょう。また、インフレ時代は、株や不動産などの資産価格も値上がりする傾向があります。特に富裕層のお客さまの中には、資産価格の上昇によって相続税負担が増えたり、資産ののこし方について悩んだりする方も多いと思います。
こうした悩みには、生命保険の活用が効果的です。生命保険に「家族のために加入する」というイメージを持つ方は多いと思いますが、ひと口に生命保険といってもさまざまな種類があり、その中には保険料を一括で払い込みいただく「一時払保険」というタイプの商品があります。この一時払保険の中には、運用利益を定期的に受け取り、ご自身のために使いながら、万一の際にはご家族にも「のこす」ことができる商品があります。
例えば、米ドルで運用する一時払保険であれば、米国債券の利率に影響を受けます。現在の日米の金利環境下では、米ドル建てで運用し、米ドルで受け取るほうが金額は多くなるでしょう。当社は、米国発のグローバル企業として、外貨の資産運用力を活かしながら「つかう」や「のこす」ニーズに対応する商品を提供しています。
「自分らしく生きるためにどう備えるか」が人生100年時代に向けて重要になってきます。今回、当フォーラムに協賛するにあたり、当社では自分らしく生きるための備えと資産承継対策をテーマにしたセミナー・ブース出展を予定しています。この機会にぜひお立ち寄りください。