NISAが拡充し、投資の裾野が広がってきました。世界株や米国株の指数に連動するインデックス型の投資信託に多くの資金が集まっています。ご存じの通り、こうした指数に採用される企業は、すでに成功を収め一定の規模に達している企業です。
私たちは、投資先企業を選別するアクティブ型の運用に特化した資産運用会社です。すでに成功を収めた企業だけではなく、指数に採用される前の有望企業にも投資を行うことが少なくありません。「明日の勝者」を見出すことで、より高いリターンの獲得を目指しています。ぜひ、アクティブ型の投資信託を通じて「明日の勝者を買う」ことに着目いただきたいと考えています。
実際に、2023年には、米国でのアクティブ型の投資信託において、資金流入額ランキング上位5本のうち3本がJ.P.モルガン・アセット・マネジメントのファンドでした*。そのトップの投資信託は米国成長株に投資するもので、企業規模を問わず「明日の勝者」を発掘するコンセプトを持っています。同じ戦略による投資信託はSMBCグループを通じてご提供しています。
JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
代表取締役社長
大越 昇一氏
「J.P.モルガン」という名前をメディアなどで目にされる方は多いかもしれません。米国のJPモルガン・チェース・アンド・カンパニーを最終持株会社とする歴史ある国際金融グループで、商業銀行と投資銀行、資産運用業の3つのビジネスをバランスよく展開しています。グループにおける資産運用部門が、私たちJ.P.モルガン・アセット・マネジメントです。
世界的な金融グループに属していることで、私たちは大きく2つの強みを有しています。1つは企業とのネットワークの太さです。アクティブ型の運用において、超過収益の源泉となるのはリサーチです。マクロ環境の分析も大切ですが、投資先を選別する際には個別企業への念入りな調査が欠かせません。グループとして接点を持ち合わせているだけに経営者への取材もタイムリーに実施でき、精緻な評価ができると考えています。
もう1つはAIを活用した運用スキルの向上です。2024年、AIを含むテクノロジ―分野への投資額はグループ全体で約2.6兆円に上ります。その桁違いの金額で新聞にも報道されました。J.P.モルガン・アセット・マネジメントでのAIの活用は、運用力の向上を目的とするものが多く含まれます。最終的には人間が判断しますが、付加価値の創造の域まで踏み込んでいるのが特徴です。
資産運用立国に向けた政策上の取り組みが進んでいます。企業への投資を通じて経済の好循環を回していく、その中核的な役割を果たすのが資産運用業です。お客様から資産をお預かりしてプロの知見を活かして運用し、投資先企業の持続的な成長をサポートすることで株価の上昇などの成長の成果をお客様にお返しする。こうした好循環を生み出すことは、私たちの社会的使命だと考えています。
この好循環を回すツールの1つが「投資信託」であり、私たちはいわば投資信託の「メーカー」です。より高品質で安価な商品開発に切磋琢磨して努めるのは当然のこと。米国でアクティブETF(上場投資信託)に注力しているのも一例です。お客様が能動的に資産運用に向き合えるよう、商品のみならず、私たちが持つ情報を積極的に発信していくこともまた、大切にしています。「Guide to the Markets」は金融市場の動向をデータやグラフで解説するコンテンツとして3カ月ごとにお届けしています。ウエブやアプリから無料で入手できますので、ぜひ活用ください。
* 対象ファンドは、米国のオープンエンドファンドおよびETF(除く MMF、ファンド・オブ・ファンズ、フィーダーファンド)のうち2023年の資金純流出入(2023年12月末現在)があるファンド
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