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日経平均は１７４円安、プライム値下がり銘柄は７割超＝２１日前場

2024-02-21 11:52:00.0

　２１日前場の日経平均株価は、前日比１７４円７６銭安の３万８１８８円８５銭と３日続落。ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は同１１．８５ポイント安の２６２０．４５ポイントと続落した。現地２０日の米国株安を受け、朝方から売りが先行。日経平均は午前９時５分に、同２３３円０４銭安の３万８１３０円５７銭を付けている。その後、下げ幅を縮小する場面もみられた。ただ、現地２１日の米国で、エヌビディアの決算発表を控えていることから、様子見姿勢が強いようだ。東証プライム市場の出来高は７億９１２３万株、売買代金は２兆２６８９億円。騰落銘柄数は値上がりが４１４銘柄で、値下がりは１２０１銘柄と７割超えた。変わらずは４２銘柄だった。

　業種別では、３３業種のうち２６業種が下落、７業種が上昇した。第一生命ＨＤ<8750>、東京海上<8766>などの保険株、ＩＮＰＥＸ<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が下落。ＳＭＣ<6273>、ダイキン<6367>などの機械株や、出光興産<5019>、ＥＮＥＯＳ<5020>などの石油石炭製品株も安い。日本製鉄<5401>、ＪＦＥＨＤ<5411>などの鉄鋼株や、三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株も軟調。東電力ＨＤ<9501>、中部電力<9502>などの電気ガス株や、ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株も弱い。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が上昇している。

　個別では、ＤｍＭｉＸ<7354>、日本ＣＭＫ<6958>、アンビス<7071>、大幸薬品<4574>、マーケットエンター<3135>などが下落。半面、ＢＥＥＮＯＳ<3328>、マイクロニ<6871>、スノーピーク<7816>（監理）、あおぞら銀行<8304>、ユアテック<1934>などが上昇した。

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