ウエルスアドバイザーYouTubeチャンネル かんたんファンド検索 詳細条件でファンドを検索 ファンドの見直し

国内市況ニュース

日経平均は75円安、取引終了にかけ株価指数先物に買いで下げ縮小=29日大納会後場

2023-12-29 15:29:00.0

 29日大納会後場の日経平均株価は、前日比75円45銭安の3万3464円17銭と続落、一方、TOPIX(東証株価指数)は同4.37ポイント高の2366.39ポイントと反発して取引を終えた。日経平均株価は前日の弱い動きが継続し、朝方から売りが先行。時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移したが、反応は限られた。後場に入り、様子見姿勢が強まるなか、午後2時36分には同234円45銭安の3万3305円17銭と、きょうの安値を付けた。その後、取引終了にかけ株価指数先物に断続的な買いが入り、下げ幅を縮小する展開となった。東証プライム市場の出来高は12億8510万株、売買代金は3兆818億円。騰落銘柄数は値上がりが1050銘柄と6割を超える一方、値下がりは544銘柄、変わらず64銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち11業種が下落、22業種が上昇した。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株が下落。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、イオン<8267>、ファーストリテ<9983>などの小売株も安い。一方、バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株が上昇。クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株や、東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株も高い。

 個別では、JIA<7172>、クスリアオキ<3549>、平和堂<8276>、多木化学<4025>、ユーグレナ<2931>などが下落。半面、フリービット<3843>、マルマエ<6264>、ips<4390>、楽天グループ<4755>、ソシオネクス<6526>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社