ウエルスアドバイザーYouTubeチャンネル かんたんファンド検索 詳細条件でファンドを検索 ファンドの見直し

国内市況ニュース

日経平均は1260円安と急反落、半導体売りに中東情勢ダメ押しで全面安=19日前場

2024-04-19 11:53:00.0

 19日前場は日経平均株価が、前日比1260円89銭安の3万6818円81銭、TOPIX(東証株価指数)が同74.38ポイント安の2603.07ポイントといずれも大幅に反落して取引を終えた。現地18日のSOX(フィラデルフィア半導体株)指数が続落したことから、半導体関連株が急落。半導体関連株は指数寄与度が高く、日経平均の急落を招いた。さらにイスラエルによるイランへのミサイル攻撃も伝わり、午前11時25分に、同1346円64銭安の3万6733円06銭を付けている。東証プライム市場の出来高は10億8883万株、売買代金は2兆7513億円。騰落銘柄数は値上がりがわずか47銘柄で、値下がりは1600銘柄と全体の9割を超えた。変わらずは5銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち30業種が下落し、3業種が上昇した。アドバンテス<6857>、東エレク<8035>などの電気機器株や、ディスコ<6146>、SMC<6273>などの機械株が下落。オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株も安い。SUMCO<3436>、LIXIL<5938>などの金属製品株や、デンソー<6902>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株も軟調。信越化<4063>、日東電<6988>などの化学株や、AGC<5201>、TOTO<5332>などのガラス土石株も弱い。一方、原油高の思惑からINPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が買われ、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株もしっかり。

 個別では、タツモ<6266>、いなげや<8182>、TOWA<6315>、ローツェ<6323>、ソシオネクス<6526>などが下落。半面、さくら<3778>、富士石油<5017>、ブロンコB<3091>、コスモエネH<5021>、川崎汽<9107>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社