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国内市況ニュース

日経平均が47円安と続落、プライムは値上がり銘柄数が優勢=31日前場

2023-10-31 11:57:00.0

 31日前場の日経平均株価は、前日比47円52銭安の3万649円44銭と続落して取引を終えた。日銀のYCC(イールドカーブ・コントロール、長短金利操作)再修正観測で朝方から売りが先行。午前9時14分には同144円31銭安の3万552円65銭と、前場の安値を付けた。その後は、売られすぎ感から下げ渋る格好となったが、日銀金融政策決定会合の内容を確認したいとして、積極的な売買は限られているようだ。東証プライムの出来高は8億2023万株、売買代金は1兆9741億円。騰落銘柄数は値上がりが907銘柄、値下がりが696銘柄、変わらず55銘柄で、値上がりが優勢となった。TOPIXは反発した。

 業種別では、9業種が下落、24業種が上昇。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、東電力HD<9501>、中部電力<9502>などの電気ガス株が安い。SMC<6273>、三菱重工<7011>などの機械株や、NEC<6701>、東エレク<8035>などの電気機器株も下落。三井金属<5706>、住友電工<5802>などの非鉄金属株や、日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>などの鉄鋼株も弱い。上組<9364>、エージーピー<9377>などの倉庫運輸株や、三井物産<8031>、住友商事<8053>などの卸売株が下落。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株が上昇している。

 個別では、マクニカHD<3132>、ポーラオルH<4927>、パナソニック<6752>、山洋電気<6516>、トランコム<9058>などが下落。半面、アンリツ<6754>、明電舎<6508>、日本新薬<4516>、ストライク<6196>、さくら<3778>などが上昇している。

提供:ウエルスアドバイザー社