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国内市況ニュース

日経平均は827円安と大幅続落、米金利上昇でプライムの9割弱が値下がり=16日前場

2024-04-16 11:51:00.0

 16日前場の日経平均株価は、前日比827円22銭安の3万8405円58銭と大幅に続落。TOPIX(東証株価指数)も同50.00ポイント安の2703.20ポイントと続落し、両指数ともに安値で取引を終えた。現地15日の米国市場で好調な経済指標により金利が上昇。NYダウが6日続落、ナスダック総合指数も続落したことを受け、朝方から売りが先行した。その後は、手がかり材料に乏しいなか、弱含みで推移した。東京外国為替市場では、ドルに対し円安に振れているが株価の反応は限られている。東証プライム市場の出来高は9億5056万株、売買代金は2兆2910億円。騰落銘柄数は値上がりが169銘柄にとどまり、値下がりは1473銘柄と全体の9割近くとなった。変わらずは10銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち32業種が下落、1業種が上昇した。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株が下落。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、三井金<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株も安い。大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、三井不<8801>、菱地所<8802>などの不動産株も軟調。デンソー<6902>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株や、三井物<8031>、三菱商<8058>などの卸売株も弱い。一方、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株が上昇した。

 個別では、古野電<6814>、FPパートナ<7388>、SFOODS<2292>、HIOKI<6866>、TSIHD<3608>などが下落。半面、テラスカイ<3915>、フルマルHD<7128>、ダイヤHD<6699>、ヨシムラFH<2884>、東宝<9602>などが高い。

提供:ウエルスアドバイザー社