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国内市況ニュース

日経平均は340円安と大幅続落、模様眺めムードで手じまい売り優勢=6日後場

2023-04-06 15:17:00.0

 6日後場の日経平均株価は、前日比340円63銭安の2万7472円63銭と大幅に続落して取引を終えた。後場も前場からの軟地合いが継続し、売り優勢でスタート。時間外取引で、米株価指数先物も軟調に推移し、模様眺めムードが広がるなか、手じまい売りが優勢となった。午後2時27分には同385円60銭安の2万7427円66銭と、きょうの安値を付けるなど、さえない展開だった。為替市場では、1ドル=131円30銭前後で、足元ではやや円安方向にある。東証プライムの出来高は11億4651万株、売買代金は2兆8165億円。騰落銘柄数は値上がり303銘柄、値下がり1476銘柄、変わらず56銘柄だった。

 市場では「米国の労働情勢の変化による景気への影響が懸念されるなか、米国株式市場は7日から3連休となることもあり、積極的な売買は手がけにくい」(中堅証券)との声が聞かれた。

 東証業種別指数は全33業種のうち、30業種が下落、3業種が上昇した。SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株や、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が下落。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株や、日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株も安い。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、SUMCO<3436>、LIXIL<5938>などの金属製品株も軟調。ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も弱かった。一方、東電力HD<9501>、中部電力<9502>などの電気ガス株が上昇した。

 個別では、HEROZ<4382>、TBASE<3415>、ダイセキS<1712>、ダイセキ<9793>、技研製<6289>などが下落。半面、クレオス<8101>、サンエー<2659>、ダイコク電<6430>、オーバル<7727>、広済堂HD<7868>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社