ウエルスアドバイザーYouTubeチャンネル かんたんファンド検索 詳細条件でファンドを検索 ファンドの見直し

国内市況ニュース

日経平均282円安と7日ぶり反落、値下がり銘柄はプライムの8割超に=16日後場

2024-01-16 15:18:00.0

 16日後場の日経平均株価は、前日比282円61銭安の3万5619円18銭と7日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)は同20.62ポイント安の2503.98ポイントと9日ぶりに反落して取引を終えた。TOPIXの下落は24年に入り初めて。日経平均株価は朝方、買い先行でスタートしたものの、短期的な過熱感が警戒され下げに転じ、午前10時28分には、同314円26銭安の3万5587円53銭を付けた。後場に入り、先高期待を支えに下値を拾う動きがみられたが、時間外取引で米株価指数先物が下落していることもあり、模様眺めムードが広がり弱含んだ。東証プライム市場の出来高は15億3332万株、売買代金は3兆9416億円。騰落銘柄数は値上がりが245銘柄、値下がりは1381銘柄でプライムの8割を超えた。変わらずは31銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇した。帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株や、三菱倉<9301>、上組<9364>などの倉庫運輸株が下落。ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株や、TOPPAN<7911>、任天堂<7974>などのその他製品株も安い。三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株や、三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株も軟調。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株や、SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株も弱かった。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が上昇した。

 個別では、テラスカイ<3915>、日本国土開発<1887>、東京産業<8070>、FPパートナ<7388>、ジャステック<9717>などが下落。半面、さくら<3778>、古野電気<6814>、サムコ<6387>、いちご<2337>、フィックスターズ<3687>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社