ウエルスアドバイザーYouTubeチャンネル かんたんファンド検索 詳細条件でファンドを検索 ファンドの見直し

国内市況ニュース

日経平均は84円程度安、買い一巡後は弱含みで推移=13日前場

2024-03-13 10:17:00.0

 13日午前10時13分すぎの日経平均株価は、前日比84円程安い3万8713円前後で推移する。現地12日の米国株式市場で、足元で調整を強いられていた半導体関連株が反発し、NYダウ・ナスダック総合指数がともに上昇したことを追い風に、朝方は買いが先行した。ただ、買い一巡後は、戻り待ちの売りや、外国為替市場で円がドルやユーロに対して朝方の水準よりも円高方向に振れていることもあり、売りが優勢となり下げ転換。午前10時9分には、同125円24銭安の3万8672円27銭を付けるなど、弱含みで推移する。

 業種別では、33業種のうち22業種が下落、11業種が上昇する。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株が下落。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>などの医薬品株も安い。SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株や、伊藤忠<8001>、三井物産<8031>などの卸売株も軟調。三菱倉<9301>、上組<9364>などの倉庫運輸株や、7&iHD<3382>、ファーストリテ<9983>などの小売株も弱い。一方、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株が高い。

 個別では、三井ハイ<6966>、三井ES<7003>、セルソース<4880>、サンアスタ<4053>、Vコマース<2491>などが下落。半面、さくら<3778>、Gunosy<6047>、FFJ<7092>、川田TECH<3443>、扶桑化学<4368>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前10時13分時点で、1ドル=147円台の前半(12日は147円33−35銭)、1ユーロ=160円台の後半(同161円07−11銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社