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国内市況ニュース

日経平均は200円安と続落、3万3200円を挟んでもみ合い=4日後場

2023-12-04 15:22:00.0

 4日後場の日経平均株価は、前週末比200円24銭安の3万3231円27銭と続落して取引を終えた。朝方からが売り先行し、午前9時19分には、同408円47銭安の3万3023円04銭を付けた。その後は、押し目を拾う動きから下げ渋る展開が続いた。後場に入り、戻りを試す場面がみられたものの、買い手がかりが不足するなか、積極的な売買は限られた。その後は、3万3200円を挟んでのもみ合い商状が続いた。東証プライム市場の出来高は13億1591万株、売買代金は3兆3211億円。騰落銘柄数は値上がりが699銘柄、値下がりが907銘柄、変わらず52銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇した。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が下落。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株も安い。三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株や、バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株も軟調。AGC<5201>、ガイシ<5333>などのガラス土石株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も弱い。一方、郵船<9101>、川崎汽<9107>などの海運株は上昇した。

 個別では、LTS<6560>、ネットプロテ<7383>、豊田織<6201>、PI<4290>、日東紡<3110>などが下落。半面、セレス<3696>、Wスコープ<6619>、さくら<3778>、GMOGHD<3788>、インフォMT<2492>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社