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日経平均は２７５円高、買い一巡後は戻り待ちの売りに押される格好＝２９日後場

2024-01-29 15:23:00.0

　２９日後場の日経平均株価は、前週末比２７５円８７銭高の３万６０２６円９４銭、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）も同３１．８３ポイント高の２５２９．４８ポイントと反発して取引を終了した。朝方から、前週末に急反落した反動で買いが先行した。押し目を拾う動きなどを支えに、堅調に推移。日経平均は午後零時５０分に、同４３５円８０銭高の３万６１８６円８７銭を付ける場面もみられた。ただ、買い一巡後は戻り待ちの売りに押される格好となり、上値が重かった。東証プライム市場の出来高は１３億７６６０万株、売買代金は３兆９０３３億円。騰落銘柄数は値上がりが１３４５銘柄と８割を超えた一方、値下がりは２７７銘柄で、変わらずは３６銘柄だった。

　業種別では、全３３業種が上昇した。ＩＮＰＥＸ<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、出光興産<5019>、ＥＮＥＯＳ<5020>などの石油石炭製品株が上昇。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、日本製鉄<5401>、ＪＦＥＨＤ<5411>などの鉄鋼株も高い。大和証Ｇ<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株も堅調。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、東電力ＨＤ<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株もしっかりだった。

　個別では、ＫＬａｂ<3656>、カゴメ<2811>、ＣＩＪ<4826>、アルゴグラ<7595>、円谷ＦＨ<2767>などが上昇。半面、ＪＣＲファーマ<4552>、楽天グループ<4755>、豊田織<6201>、日立建機<6305>、ＳＧＨＤ<9143>などが下げた。

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