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国内市況ニュース

日経平均109円安と7日ぶり反落、売り一巡後は下げ渋る展開=16日前場

2024-01-16 11:46:00.0

 16日前場の日経平均株価は、前日比109円73銭安の3万5792円06銭と7日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)は同12.31ポイント安の2512.29ポイントと9日ぶりに反落して取引を終えた。日経平均株価は朝方、買い先行でスタートしたものの、短期的な過熱感が警戒され下げに転じ、午前10時28分には、同314円26銭安の3万5587円53銭を付ける場面があった。売り一巡後は、押し目を拾う動きから下げ渋る展開となった。東証プライム市場の出来高は8億895万株、売買代金は2兆1162億円。騰落銘柄数は値上がりが370銘柄、値下がりは1234銘柄、変わらずは53銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇した。帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株や、ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株が下落。TOPPAN<7911>、任天堂<7974>などのその他製品株や、三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株も安い。三菱倉<9301>、上組<9364>などの倉庫運輸株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株も軟調。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株や、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株も弱い。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、野村<8604>、スパークス<8739>などの証券商品先物株が上昇している。

 個別では、テラスカイ<3915>、日本国土開発<1887>、FPパートナ<7388>、ヨシムラFH<2884>、東京産業<8070>などが下落。半面、古野電気<6814>、いちご<2337>、Gunosy<6047>、JIA<7172>、さくら<3778>などが上昇している。

提供:ウエルスアドバイザー社