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国内市況ニュース

日経平均が359円高と大幅反発、プライム市場の90%超が上昇=5日前場

2023-10-05 11:53:00.0

 5日前場の日経平均株価は、前日比359円63銭高の3万886円51銭と6日ぶりに大幅反発して取引を終えた。前日までの反動や、現地4日の米国株式が長期金利の低下を受けて上昇したことも支えに朝方から買いが優勢となった。株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大。午前11時29分には同363円69銭高の3万890円57銭を付けた。為替相場は1ドル=148円50銭前後で、朝方の水準よりも円高に振れている。東証プライムの出来高は7億7716万株、売買代金は1兆7640億円。騰落銘柄数は値上がりが1666銘柄と90%を超えたほか、値下がりは149銘柄、変わらずは20銘柄だった。

 市場では「大幅続落していただけに反発となったが、日柄調整が続きそう。6日に米9月雇用統計が発表されることもあり、きょうの後半は様子見姿勢が強まることも想定される」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、31業種が上昇、鉱業と石油石炭製品の2業種が下落した。大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株が上昇。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株も高い。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株も堅調。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株もしっかり。一方、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が下落している。

 個別では、マネックスG<8698>、Gunosy<6047>、ダイヤHD<6699>、M&A総研<9552>、JIA<7172>などが上昇。半面、エスプール<2471>、JCRファーマ<4552>、太陽誘電<6976>、ネクステージ<3186>、リズム<7769>などが下落している。

提供:ウエルスアドバイザー社