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国内市況ニュース

日経平均は31円安と4日ぶり反落、取引終了近くに下げ幅を拡大する場面も=28日後場

2024-02-28 15:18:00.0

 28日後場の日経平均株価は、前日比31円49銭安の3万9208円03銭と4日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)も同3.51ポイント安の2674.95ポイントと4日ぶりに反落した。前日の上値の重い商状が継続し、売り先行でスタート。一時上げ転換したものの、日経平均は午前10時13分に、同164円05銭安の3万9075円47銭を付けるなど、利益確定売りが優勢だった。後場に入り、きのう27日と同様に下げ渋る動きをみせたが、取引終了近くに下げ幅を広げる場面もあった。東証プライム市場の出来高は18億5237万株、売買代金は4兆7762億円。騰落銘柄数は値上がりが906銘柄と、値下がりの698銘柄よりも多い。変わらずは47銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち13業種が下落し、20業種が上昇した。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が下落。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、伊藤忠<8001>、三菱商<8058>などの卸売株も安い。武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株や、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株も軟調。アサヒ<2502>、JT<2914>などの食料品株や、7&iHD<3382>、ファストリテ<9983>などの小売株も弱かった。一方、東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も高かった。

 個別では、バロック<3548>、CYBOZU<4776>、松竹<9601>、アレンザHD<3546>、薬王堂HD<7679>などが下落。半面、DeNA<2432>、三井ES<7003>、タツモ<6266>、ケアネット<2150>、フジクラ<5803>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社