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国内市況ニュース

日経平均は651円高、先物主導で史上最高値を上回る場面も=22日前場

2024-02-22 11:55:00.0

 22日前場の日経平均株価は、前日比651円68銭高の3万8913円84銭と4日ぶりに大幅反発。TOPIX(東証株価指数)は同28.94ポイント高の2656.24ポイントと3日ぶりに反発した。決算が注目された米エヌビディアが、現地21日の時間外取引で一時10%超える上昇をみせたことから、朝方から半導体関連を中心に買いが先行。株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに、日経平均は午前10時16分に、同662円72銭高の3万8924円88銭を付け、16日の取引時間中の昨年来高値(3万8865円)を更新。89年12月29日の終値の史上最高値(3万8915円)を上回り、取引時間中の史上最高値(3万8957円)まで33円弱に迫る場面もみられた。その後も高値圏で堅調に推移した。東証プライム市場の出来高は8億2940万株、売買代金は2兆7672億円。騰落銘柄数は値上がりが1037銘柄、値下がりは553銘柄、変わらずは67銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落した。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、キーエンス<6861>、レーザーテク<6920>などの電気機器株が上昇。SMC<6273>、三菱重工<7011>などの機械株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も高い。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株も堅調。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、テルモ<4543>、HOYA<7741>などの精密機器株もしっかり。一方、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>などの医薬品株や、エムスリー<2413>、リクルートH<6098>などのサービス株が安い。

 個別では、八洲電機<3153>、マーキュリア<7347>、TOWA<6315>、野村マイクロ<6254>、マイクロニ<6871>などが上昇。半面、グリー<3632>、イトーキ<7972>、オロ<3983>、ストライク<6196>、シグマクシス<6088>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社