投資信託への資金流出入速報(月一回更新)

純資金流入額は2兆3,763億円と過去2番目の高水準、日経225連動型への逆張り資金が旺盛-2026年3月推計資金流出入

2026-04-07

 ウエルスアドバイザーの独自推計によると、2026年3月の国内公募追加型株式投信(ETF除く)の純資金流出入額は2兆3,763億円の純資金流入となり、34カ月連続の流入超過となった。流入超過額は前月から39.3%増加し、NISA(少額投資非課税制度)成長投資枠での一括購入により過去最大となった今年1月に続く過去2番目の大きさとなった。国際株式型への高水準な資金流入が続いたほか、国内株式型で日経225連動型ファンドへの資金流入が目立った。

 ウエルスアドバイザーの大分類別で純資金流入額トップとなったのは「国際株式型」。流入超過額は1兆1,455億円と69カ月連続の流入超過かつ大分類別でトップとなった。前月比では2.1%増となり、4カ月連続の1兆円台となった。

 国際株式型をカテゴリー別に見ると、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が7,830億円の純資金流入となり、前月に続いて全カテゴリー中で純資金流入額トップ、「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」が1,966億円の純資金流入で第3位となった。前月比では、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が20.1%増加した一方、「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」は47.5%減少した。3月の米国株式市場でS&P500は前月末比▲5.09%と大幅続落した。また、国際株式型でも「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」は383億円の純資金流出となり、9カ月連続の流出超過となった。3月のインド株式市場でSENSEX指数は前月末比▲11.49%と大幅安に4カ月続落した。

 個別ファンドでは、全ファンドにおける純資金流入額上位25ファンドのうち11ファンド(前月は13ファンド)が国際株式型となった。「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)が2,905億円の純資金流入となり前月に続いて個別全ファンド中トップ、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が1,359億円の純資金流入で第3位となったが、前月比では9.1%減、17.3%減となった。一方、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が1,805億円の純資金流入と前月比45.4%の増加し、第2位となった。

 13日に三井住友DSアセットマネジメントが設定した「マテリアル・イノベーション戦略株式ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:素材革命)が1,266億円の純資金流入で第4位となった。同ファンドは、素材産業の構造変化・成長による恩恵が見込まれる日本を含む世界の上場企業の株式に投資する。銘柄選定に際しては、「先端素材分野」、「重要原材料分野」に着目する。

図表1:大分類別の純資金流出入額

(図表)大分類別の純資金流出入額

※対象は、国内公募追加型株式投信(ETF除く)
※26年3月はウエルスアドバイザー推計値

国内株式型が大幅増、バランス型も伸びる

 「国内株式型」が6,995億円の純資金流入となり、大分類別で第2位となった。前月からは201.3%増(3.0倍)と大幅に増加した。3月の国内市場で日経平均株価が前月末比▲13.23%、TOPIX(東証株価指数)が同▲11.19%と大幅に反落する中で、逆張りスタンスの資金の流入が旺盛だった。日経225連動型ファンド全体では3,413億円の純資金流入(前月は200億円余りの純資金流出)となり、個別ファンドでも、「日経225ノーロードオープン」が683億円の純資金流入(前月は259億円の純資金流出)となり個別全ファンド中で第5位、「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」が458億円の純資金流入(前月比310.5%増、4.1倍)となり同第8位、「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」が426億円の純資金流入(前月比20.1%増)で同第10位となった。

 「バランス型」は2,291億円の純資金流入となり、大分類別で第3位となった。前月比では34.2%増となった。「ROBOPROファンド」が373億円の純資金流入(前月比8.2%増)で個別全ファンド中で第13位となった。

※資金流出入の詳細は以下のPDFをご覧ください

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