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国内市況ニュース

日経平均は34円高、バブル経済崩壊後の高値更新も上値の重い展開=9日後場

2024-02-09 15:31:00.0

 9日後場の日経平均株価は、前日比34円14銭高の3万6897円42銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)は同4.75ポイント安の2557.88ポイントと、3日ぶりに反落して取引を終えた。朝方は買いが先行し、日経平均は午前9時44分に、同423円98銭高の3万7287円26銭を付け、バブル経済崩壊後の高値を33年11カ月ぶりに上回った。その後は、心理的なフシ目の3万7000円を回復したことによる短期的な達成感や、10日から3連休となることもあり、手じまい売りが優勢で上げ幅を縮小した。東証プライム市場の出来高は21億4004万株、売買代金は5兆5733億円。騰落銘柄数は値上がりの565銘柄に対し、値下がりは1048銘柄と値上がりよりも多く、変わらずは44銘柄だった。日経平均先物・オプション2月限SQ(特別清算指数)値は3万7018円07銭。

 業種別では、33業種のうち14業種が上昇、19業種が下落した。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、UACJ<5741>、古河電工<5801>などの非鉄金属株が上昇。SUMCO<3436>、リンナイ<5947>などの金属製品株や、すかいらくH<3197>、ニトリHD<9843>などの小売株も高い。アイフル<8515>、JPX<8697>などのその他金融株や、スクエニHD<9684>、ソフバンG<9984>などの情報通信株も堅調。任天堂<7974>、ミズノ<8022>などのその他製品株や、AGC<5201>、太平洋セメ<5233>などのガラス土石株もしっかり。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株、中部電力<9502>、東ガス<9531>などの電気ガス株が下げた。

 個別では、フジクラ<5803>、UTグループ<2146>、東亜建設<1885>、ウェルビー<6556>、ハピネット<7552>などが上昇。半面、リログループ<8876>、富士製薬<4554>、ダイワボHD<3107>、BEENOS<3328>、KLab<3656>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社