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日経平均は１９３円安と３日ぶり反落、プライム売買代金は３週ぶりに５兆円超え＝６日後場

2024-02-06 15:27:00.0

　６日後場の日経平均株価は、前日比１９３円５０銭安の３万６１６０円６６銭、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は同１７．４６ポイント安の２５３９．２５ポイントと、そろって３日ぶりに反落して取引を終了した。朝方から売りが優勢の展開で、日経平均は午前１０時１８分に同２８８円１８銭安の３万６０６５円９８銭を付けた。その後、押し目いに下げ渋る動きもみられた。午後１時２５分に、トヨタ<7203>が２４年３月期第３四半期累計（２３年４−１２月）の連結決算（ＩＦＲＳ）を発表。大幅な増益で着地し、通期業績予想を上方修正した。同社株が、好業績を背景に実質的な上場来高値を更新する動きとなったことが刺激材料となり、日経平均は６０円弱まで下げ幅を縮小する場面もみられた。ただ、買いの動きが続かず、取引終了にかけて軟調に推移した。

　東証プライム市場の出来高は１９億１１５８万株、売買代金は５兆２７４億円で１月１７日以来、３週ぶりに５兆円超えとなった。騰落銘柄数は値上がりが３８５銘柄で、値下がりは１２３３銘柄で７割を超えた。変わらずは４０銘柄だった。

　業種別では、３３業種のうち２９業種が下落、４業種が上昇した。東電力ＨＤ<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株や、ＩＮＰＥＸ<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が下落。三菱ＵＦＪ<8306>、みずほ<8411>などの銀行株や、三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株も安い。出光興産<5019>、ＥＮＥＯＳ<5020>などの石油石炭製品株や、武田薬<4502>、アステラス薬<4503>などの医薬品株も軟調。日本製鉄<5401>、ＪＦＥＨＤ<5411>などの鉄鋼株や、オリエンタルランド（ＯＬＣ）<4661>、リクルートＨ<6098>などのサービス株も弱い。一方、豊田織<6201>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株が高い。

　個別では、オムロン<6645>、大平金<5541>、冶金工<5480>、メンバーズ<2130>、ヤマトＨＤ<9064>などが下落。半面、デクセリアル<4980>、アステリア<3853>、ブレインＰ<3655>、ワールド<3612>、チャームケア<6062>などが上昇した。

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