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国内市況ニュース

日経平均は470円高、取引終了にかけ上げ幅を取り戻す格好=30日後場

2024-04-30 15:21:00.0

 30日後場は日経平均株価が、前週末比470円90銭高の3万8405円66銭、TOPIX(東証株価指数)も同56.69ポイント高の2743.17ポイントと続伸して取引を終えた。現地29日の米国株式市場では、NYダウ・ナスダック総合指数が続伸。米国株高を追い風に、朝方から買いが先行した。堅調な地合いが続き、午前10時53分には、同673円41銭高の3万8608円17銭を付けた。後場に入り、戻り待ちの売りに押され、上げ幅を縮小する場面もみられたが、取引終了にかけ上げ幅を取り戻す格好となった。東証プライム市場の出来高は20億7443万株、売買代金は5兆6678億円。騰落銘柄数は値上がりが1374銘柄と8割を超えた一方、値下がりは247銘柄。変わらずは30銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落した。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が上昇。中外薬<4519>、第一三共<4568>などの医薬品株や、コマツ<6301>、ダイキン<6367>などの機械株も高い。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、ソニーG<6758>、東エレク<8035>などの電気機器株も堅調。住友商<8053>、三菱商<8058>などの卸売株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株もしっかり。一方、JAL<9201>、ANA<9202>の空運株や、王子HD<3861>のパルプ紙株が下落した。

 個別では、ペプチドリム<4587>、三菱電<6503>、タムロン<7740>、SBテクノ<4726>(監理)、日精線<5659>などが上昇。半面、共英製鋼<5440>、エムスリー<2413>、日東電<6988>、アドバンテス<6857>、九電工<1959>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社