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2024-05-08 16:01:00.0
2024-05-08 16:01:00.0
7−8月にフランス・パリで行われる第33回夏季五輪の開催が近づいてきた。代表選手も内定しつつある中で、関連銘柄をチェックしておきたい。
<新競技「ブレイキン」など>
パリ五輪は1924年以来100年ぶり3回目となる。前回の東京五輪はコロナ禍により1年遅れ(2021年)で開催されたが、今回は本来の4年周期に戻り、7月26日から16日間をかけ32競技・329種目が行われる。
注目競技の1つが、東京大会から採用されたサーフィンやスポーツクライミング、スケートボードのほか、今回の新正式種目である「ブレイキン(ブレイクダンス)」だ。ブレイキンは「Shigekix」こと半井重幸をはじめ、世界トップクラスの日本人がいるほか、ファッションやポップカルチャーとの親和性が高く話題を集めやすい。
フルキャストホールディングス<4848.T>はプロダンスリーグ「Dリーグ」を運営し、同リーグのチームも所有している。Dリーグのネーミングライツを持つ第一生命ホールディングス<8750.T>のほか、マクセル<6810.T>やコーセー<4922.T>のチームも有力選手を抱えている。
また、6月に最終予選が行われるスケートボードでは、東京五輪で金メダルを獲得した西矢椛らがサンリオ<8136.T>に所属している。
<陸上のアシックス、自転車も>
陸上では、マラソン代表の内定者で、エース格の大迫傑はGMOインターネットグループ<9449.T>とパートナーシップ契約を結んでいる。8月末の満了後は更新しない意向だが、パリ五輪はまだ期間内だ。また、小山直城がホンダ<7267.T>、赤崎暁が九電工<1959.T>に所属している。
女子ではメダル獲得が期待される前田穂南が天満屋ストア<9846.T>をグループに持つ天満屋に所属。前田は厚底シューズで知られるアシックス<7936.T>を使用しており、活躍が同社の売上にも反映されそうだ。
また、アシックスはパリ五輪に関し、日本選手団のゴールドパートナー(最上位スポンサー)でもある。その下の区分であるオフィシャルパートナーの味の素<2802.T>、パーク24<4666.T>などもマークしておきたい。
今後に代表選手が決定する自転車は、パリの中心部にあるシャンゼリゼ通りなどで競技が行われる。自転車部品のシマノ<7309.T>や、自転車専門店のあさひ<3333.T>、DAIWA CYCLE<5888.T>などに注目度が集まりそうだ。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-05-02 09:55:00.0
2024-05-02 09:55:00.0
◎東海東京証券(3段階・アウトパフォーム>ニュートラル>アンダーパフォーム)
九電工<1959.T>――「アウトパフォーム」→「アウトパフォーム」、8000円→8500円
◎岩井コスモ証券(5段階・A>B+>B>B−>C)
三菱電<6503.T>――「A」→「A」、2500円→3200円
NEC<6701.T>――「A」→「A」、11000円→14000円
豊田通商<8015.T>――「A」→「A」、9100円→11600円
アンリツ<6754.T>――「B」→「B」、1300円→1250円
◎立花証券(5段階・強気>やや強気>中立>やや弱気>弱気)
デンソー<6902.T>――「やや強気」→「やや強気」、2780円→2890円
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-04-17 16:00:00.0
2024-04-17 16:00:00.0
福岡中心街の再開発計画「天神ビッグバン」が順調に進行している。観光客の増加や企業の誘致を通じて地域の活性化が見込まれる中、改めて関連株をチェックしておきたい。
<Jフロントは福岡パルコ建て替え、小野建など注目>
天神地区の再開発の計画は2010年代に始動。国家戦略特区に指定され、17年には航空法に基づく建物の高さ制限が緩和され、容積率が上昇した。25−26年にかけて高層ビルのしゅん工が続くほか、地下通路や地上の緑地などの整備も進んでいる。
百貨店のJ.フロント リテイリング<3086.T>は、天神ビッグバンに伴う福岡パルコ(本館・新館)の建て替えを計画。15日に発表した中期経営計画ではプロジェクトの南ブロックにも参画し、投資を加速していく方針だ。
西日本鉄道<9031.T>は天神に本社ビルを建設中。中・長期的にテナント収入やホテルの宿泊者増が期待される。もちろん鉄道客の利用拡大する公算だ。
有力銘柄の1つが、北九州地盤の鉄鋼商社の小野建<7414.T>。鋼材1本からのきめ細かいデリバリー体制が強みで、九州での売上比率が高い。また、福岡市に本社がある土木工事の富士ピー・エス(=富士PS)<1848.T>も浮上する。
このほか、電気工事の九電工<1959.T>や、コンクリートの麻生フオームクリート<1730.T>、周辺経済への波及効果も踏まえて北九州の百貨店の井筒屋<8260.T>や、北九州空港を拠点とする航空会社のスターフライヤー(=SFJ)<9206.T>もマークしたい。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-04-10 16:00:00.0
2024-04-10 16:00:00.0
原子力発電所の再稼働機運の高まりが、周辺企業の業況に反映されつつある。高温高圧バルブを手掛ける岡野バルブ製造<6492.T>は24年11月期第1四半期(23年12月−24年2月)の損益が黒字化したほか、バルブアクチュエーターに強い日本ギア工業<6356.T>は前2024年3月期の業績見通しを上方修正した。今後は電力会社の収益改善を通じ、電気設備などのサブコンセクターに好影響が現れる可能性がある。
<岡野バルはメンテ需要取り込む>
岡野バルの第1四半期の連結営業利益は2.7億円(前年同期は1.3億円の赤字)となった。高浜や女川原発向けの部品の売上が伸びたほか、福島第1や東通原発でのメンテナンス売上が急拡大した。原発の運転再開に向けた環境が整い始める中で、電力各社が本格稼働を視野に設備の点検や修繕に着手している。
東京電力ホールディングス<9501.T>の柏崎刈羽原発では、早ければ今月中旬に7号機原子炉に核燃料を投入する。この1基の再稼働だけでも同社の収益を年間で1200億円押し上げるという試算もある。
電力各社は電気料金の引き上げや燃料費調整制度の期ずれで前24年3月期の収益が改善したものの、財務基盤を固めるためには原発の再稼働は欠かせない。その先には、老朽化した電力インフラの整備がある。
<関電工、ETSHDなど>
電力サブコンでは、柏崎刈羽原発を抱える東電力HDを顧客に持つ関電工<1942.T>や、女川原発の再稼働を控える東北電力<9506.T>向けに強いユアテック<1934.T>が浮上する。きんでん<1944.T>、トーエネック<1946.T>、九電工<1959.T>なども押さえておきたい。
ETSホールディングス<1789.T>は東北電向け工事で豊富な実績を持つ。前9月期の売上は東北電の比率が33%を占める。また、国家プロジェクトである広域系統整備計画のうち、東北電力ネットワークが主体となって新設する「宮城丸森幹線」の第4工区(鉄塔51基)の建設工事を受注した。
経年劣化が進む鉄塔の更新では、那須電機鉄工<5922.T>や巴コーポレーション<1921.T>、電線の泉州電業<9824.T>をマークしたい。建設業界で進むDX(デジタルトランスフォーメーション)に絡んでは、Arent<5254.T>も浮上する。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-02-27 16:32:00.0
2024-02-27 16:32:00.0
ソフバンG<9984.T>
反発。英アームの株価上昇が手掛かりに。
セントラル総<3238.T>
ストップ高カイ気配。九電工<1959.T>が同社株式97万6000株(議決権割合10.2%)を取得すると発表。
日本製鉄<5401.T>
反発。全米鉄鋼労組が同社と秘密保持契約を締結したことから、米鉄鋼大手メーカーUSスチールの買収の進展への期待が高まった。
瑞光<6279.T>
3日ぶり反落。第三者割当による新株予約権の発行を発表。
☆上記の記事には未確認情報が含まれています。
提供:ウエルスアドバイザー社