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国内市況ニュース

日経平均が463円安と大幅続落、値下がり銘柄数は1600超に=3日前場

2023-08-03 11:50:00.0

 3日前場の日経平均株価は、前日比463円61銭安の3万2244円08銭と大幅に続落して取引を終えた。朝方から、きのう2日の弱い動きが継続し、売りが先行。午前10時2分には、同527円67銭安の3万2180円02銭を付け、1日終値に対する下げ幅が1300円に迫った。その後、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることや、売り一巡感からやや下げ渋る動きもみられたが、戻り待ちの売りに頭を抑えられる格好となった。ドル・円相場は、1ドル=143円30銭前後で、朝方の水準からもみ合い。東証プライムの出来高は8億8861万株、売買代金は2兆1378億円。騰落銘柄数は値上がり177銘柄、値下がり1618銘柄、変わらず38銘柄だった。

 市場では「日経平均株価は調整入りとなり、目先的には心理的なフシ目の3万2000円や、13週移動平均線が下値として意識される展開が予想される」(中堅証券)との慎重な声が聞かれた。

 業種別では、31業種が下落、海運と精密機器の2業種が上昇した。三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が下落。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も安い。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、AGC<5201>、TOTO<5332>などのガラス土石株も軟調。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株も弱い。一方、郵船<9101>、川崎汽<9107>などの海運株が上昇した。

 個別では、ヤマハ<7951>、NOK<7240>、TDK<6762>、テレ東HD<9413>、NTN<6472>などが下落。半面、JVCKW<6632>、日本ライフL<7575>、IWI<4847>、AZC丸和<9090>、CTC<4739>(監理)などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社