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国内市況ニュース

日経平均は504円安と3日ぶり大幅反落、プライム市場の8割近くが下落=21日前場

2023-12-21 11:47:00.0

 21日前場の日経平均株価は、前日比504円51銭安の3万3171円43銭、TOPIX(東証株価指数)は、同23.92ポイント安の2325.46ポイントといずれも3日ぶりに大幅反落して取引を終了した。現地20日の米国株安を受け、朝方から売りが先行。日経平均株価はきのう20日に大幅続伸し、7月3日の年初来高値(3万3753円)を視界に捉えていたが、直近で900円強の値上がりとなっていたこともあり、手じまい売り優勢となったもよう。午前11時17分には、同574円79銭安の3万3101円15銭を付けるなど、弱含みの展開となった。東証プライム市場の出来高は6億9459万株、売買代金は1兆7740億円。騰落銘柄数は値上がりが292銘柄、値下がりは1317銘柄とプライム市場の8割近くとなり、変わらず49銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち30業種が下落、3業種が上昇した。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株が下落。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、SOMPOH<8630>、東京海上<8766>などの保険株も安い。クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株や、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの卸売株も軟調。アステラス薬<4503>、中外薬<4519>などの医薬品株や、SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株も弱い。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が上昇している。

 個別では、東洋建設<1890>、リズム<7769>、セルソース<4880>、霞ヶ関キャピタル<3498>、SBテクノ<4726>などが下落。半面、アカツキ<3932>、KLab<3656>、八洲電機<3153>、太平電業<1968>、邦ガス<9533>などが上昇している。

提供:ウエルスアドバイザー社