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国内市況ニュース

日経平均が452円安と大幅に3日続落、値下がり銘柄は1200超に=21日後場

2023-09-21 15:15:00.0

 21日後場の日経平均株価は、前日比452円75銭安の3万2571円03銭と大幅に3日続落して取引を終えた。現地20日の米国市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)での、政策金利の来年見通しが大きく引き上げられ、NYダウ・ナスダック総合指数がともに続落。米国株安を受け売り優勢となるなか、時間外取引で米株価指数先物が下落。香港・ハンセン指数や台湾・加権指数、中国・上海総合指数などが下落したことも重しとなった。弱基調が続くなか、午後2時29分には、同473円13銭安の3万2550円65銭を付ける場面がみられた。ドル・円相場は、1ドル=148円30銭台でもみ合い。東証プライムの出来高は15億6758万株、売買代金は3兆7397億円。騰落銘柄数は値上がり536銘柄、値下がり1229銘柄、変わらず71銘柄だった。

 市場では「あす22日の植田和男日銀総裁の会見を控え、模様眺めムードが広がるなか、9月配当取りの買いが入り、下値を支える格好となった」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、27業種が下落、6業種が上昇した。オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が下落。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株や、武田薬<4502>、エーザイ<4523>などの医薬品株も安い。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、JR東日本<9020>、JR東海<9022>などの陸運株も軟調。オリエンタルランド(OLC)<4661>、リクルートH<6098>などのサービス株や、KDDI<9433>、ソフバンG<9984>などの情報通信株も下げた。一方、東電力HD<9501>、中部電力<9502>などの電気ガス株が上昇した。

 個別では、フリュー<6238>、JTEC<3446>、アクシージア<4936>、アンビス<7071>、サツドラHD<3544>などが下落。半面、DDグループ<3073>、楽天銀行<5838>、丸三証券<8613>、八洲電機<3153>、ネクステージ<3186>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社