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日経平均は６６円程度高、米エヌビディアの好決算受け半導体関連株を中心に堅調＝２４日前場

2023-08-24 10:09:00.0

　２４日午前１０時６分すぎの日経平均株価は、前日比６６円程度高い３万２０７７円前後で推移する。午前９時２２分には、同１８８円８６銭高の３万２１９９円１２銭を付けている。きのう２３日の堅調な値動きや、現地２３日の欧米株式が上昇したことを受け、買いが先行。米エヌビディアの好決算を受け、同社株が時間外取引で上昇したことから、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などの半導体関連株を中心に堅調な値動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、２３日の大阪取引所清算値比２５円高の３万１９９５円だった。

　業種別では、１９業種が上昇、１４業種が下落している。日鉄鉱<1515>、ＩＮＰＥＸ<1605>などの鉱業株や、ＥＮＥＯＳ<5020>、コスモエネＨ<5021>などの石油石炭製品株が上昇。日立<6501>、キーエンス<6861>などの電気機器株や、三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株も高い。オークマ<6103>、ＳＭＣ<6273>などの機械株や、ＮＴＴ<9432>、ソフバンＧ<9984>などの情報通信株も堅調。東電力ＨＤ<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株や、大林組<1802>、清水建設<1803>などの建設株もしっかり。一方、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が下落している。

　個別では、芝浦<6590>、さくら<3778>、イビデン<4062>、Ａｐｐｉｅｒ<4180>、シンクロＦ<3963>などが上昇。半面、河西工<7256>、ノーリツ鋼<7744>、ＧＭＯＧＨＤ<3788>、ギフティ<4449>、ゲオＨＤ<2681>などが下げている。

　東京外国為替市場は午前１０時６分時点で、１ドル＝１４４円台の後半（２３日は１４５円３８−４０銭）、１ユーロ＝１５７円台の前半（同１５７円２６−３０銭）で取引されている。

提供：ウエルスアドバイザー社