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日経平均が１８２円高と反発、プライムの騰落銘柄数は値下がり優勢＝１３日前場

2023-11-13 11:57:00.0

　１３日前場の日経平均株価は、前週末比１８２円３０銭高の３万２７５０円４１銭と反発して取引を終えた。前週末１０日に下げ渋る動きにとなったことや、現地１０日の米国株式市場で、ＮＹダウが３日ぶりに反発しナスダック総合指数も反発したこともあり、買いが先行。午前９時６分には、同３４５円２０銭高の３万２９１３円３１銭を付けた。買い一巡後は、心理的なフシ目の３万３０００円に接近したことから、戻り待ちの売りに押される場面もみられた。その後は、やや上げ幅を取り戻す格好となった。東証プライム出来高は７億５０１４万株、売買代金は２兆１８０億円。半導体関連が強く、東エレク<8035>が上場来高値を更新した。一方、騰落銘柄数は値上がりが６８４銘柄と、値下がりの９２７銘柄を下回り、変わらずは４６銘柄だった。

　業種別では、３３業種のうち２２業種が上昇、１１業種が下落している。三菱倉<9301>、上組<9364>などの倉庫運輸株や、大日印<7912>、任天堂<7974>などのその他製品株が上昇。浜ゴム<5101>、ＴＯＹＯ<5105>などのゴム製品株や、第一生命ＨＤ<8750>、東京海上<8766>などの保険株も高い。三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、オリンパス<7733>、ＨＯＹＡ<7741>などの精密機器株も堅調。サッポロＨＤ<2501>、アサヒ<2502>などの食料品株や、三井金属<5706>、ＤＯＷＡ<5714>などの非鉄金属株もしっかり。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が下落している。

　個別では、レオン自機<6272>、住友ゴム<5110>、ブレインＰ<3655>、Ｖテク<7717>、メック<4971>などが上昇。半面、資生堂<4911>、ホソミクロン<6277>、マーケットエンター<3135>、ゲオＨＤ<2681>、アジアパイル<5288>などが下落している。

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