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日経平均は583円高と大幅続伸、取引終了間際に高値、プライムの9割近くが上昇=22日後場

2024-01-22 15:40:00.0

 22日後場の日経平均株価は、前週末比583円68銭高の3万6546円95銭、TOPIX(東証株価指数)は同34.89ポイント高の2544.92ポイントと、ともに大幅続伸して取引を終了。日経平均株価は前週19日に続き、TOPIXは15日に付けた終値ベースの昨年来高値(2524.60ポイント)を、ともに更新した。現地19日のNYダウ・ナスダック総合指数が続伸したことや、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も急伸したこともあり、半導体関連銘柄を中心に朝方から買いが先行。リスク許容度も高まったもようで、買いが優勢の展開だった。後場に入り、利益確定売りに上値が重くなる展開もみられたが、取引終了近くには上げ幅を取り戻す格好。取引終了間際には、きょうの高値となる同608円53銭高の3万6571円80銭を付けるなど、高値圏で取引を終えた。

 東証プライム市場の出来高は14億8464万株、売買代金は4兆2146億円。騰落銘柄数は値上がりが1472銘柄と9割に接近、値下がりは166銘柄、変わらずは20銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落した。三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株が上昇。TOYO<5105>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、大林組<1802>、大和ハウス<1925>などの建設株も高い。大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株も堅調。東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株や、NTT<9432>、ソフバンG<9984>などの情報通信株もしっかり。一方、富士石油<5017>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、王子HD<3861>、北越コーポ<3865>などのパルプ紙株が下落した。

 個別では、KOKUSA<6525>、円谷FH<2767>、ブレインパッド<3655>、SHIFT<3697>、イーレックス<9517>などが上昇。半面、ウェルビー<6556>、シナネンHD<8132>、メディアドゥ<3678>、霞ヶ関キャピタル<3498>、新日科学<2395>などが下げた。

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