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国内市況ニュース

日経平均は565円安と大幅に3日続落、値下がり銘柄数は1400超に=6日後場

2023-07-06 15:16:00.0

 6日後場の日経平均株価は、前日比565円68銭安の3万2773円02銭と大幅に3日続落。終値ベースでは6月27日(3万2538円)以来、7営業日ぶりに3万3000円を割り込んで取引を終えた。

 7、10日の指数連動型ETF(上場投資信託)の決算絡みの売りも警戒されるなか、前場から軟調に推移した。後場の現物株取引の開始前には、株価指数先物にまとまった売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大。午後1時8分には、同700円98銭安の3万2637円72銭と、きょうの安値を付ける場面もみられた。その後も、模様眺めムードが広がるなか、積極的な買いは見送られたようだ。米国で現地6日には、6月ADP雇用統計や5月貿易収支の発表を控えるが、時間外取引で米株価指数先物が下落したことも重しとなったもよう。東証プライムの出来高は15億18万株、売買代金は3兆5698億円。騰落銘柄数は値上がり318銘柄、値下がり1477銘柄、変わらず40銘柄で、約80%が値下がりとなった。

 業種別では、31業種が下落、鉱業と空運の2業種が上昇。SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株や、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密機器株が下落。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、オリックス<8591>、JPX<8697>などのその他金融株も安い。三井金属<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株や、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などの電気機器株も軟調。大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株も弱かった。一方、三井松島HD<1518>、INPEX<1605>などの鉱業株がしっかり。

 個別では、ソシオネクス<6526>、エニカラー<5032>、サンケン<6707>、HEROZ<4382>、楽天銀行<5838>などが下落。半面、エスプール<2471>、レオパレス<8848>、三井海洋<6269>、日清オイリオ<2602>、ジンズHD<3046>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社