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2024-05-17 16:02:00.0
2024-05-17 16:02:00.0
人材確保に向けて企業が若手層の給与を積極的に引き上げている。こうした動きは、世代特有の消費を活性化させる要因になる。
<「推し活」勢い、関連企業好調>
連合が発表した2024年春闘(5次集計)の結果では、ベースアップと定期昇給を合わせた賃上げ率は平均5.17%と、昨年(3.67%)を上回った。中小企業や非正規への波及も目立ち、UAゼンセンが10日に発表したパート賃上げ率は6.02%と9年連続で正社員を上回る上昇幅となった。
賃上げのメーンターゲットは若年層だ。中小企業を対象としたアンケートでも、年代別では20歳代が最も多く、年齢が上がるほど少なくなる傾向が強い。また、三井住友信託銀行の5月の調査月報によれば、00〜23年の可処分所得増加率は20、30歳代で2ケタ増を示したが、40歳以上は1ケタ前半にとどまった。
こうした中で、「推し活」に代表される若者のサービス消費は力強い。20〜30代を中心に支持を集めるVチューバープロダクション「ホロライブ」を運営するカバー<5253.T>は、今3月期の営業利益(単体)が前期比32%増の73億円に拡大する見通し。アーティストのファンサイト運営のエムアップホールディングス<3661.T>も、今3月期の大幅増益を計画している。
<コスメのアイスタイルなど注目>
化粧品市場でも、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを通じた口コミを重視し、コスパ重視の商品選びをする傾向がある若年層の影響力が増している。コスメサイト「アットコスメ」を運営するアイスタイル<3660.T>は口コミ情報に強く、実店舗も強化している。
このほか、若者向けアパレルブランドのyutori<5892.T>は今3月期、営業利益(単体)5億円(前期比30%増)を見込む。Vチューバー事務所のANYCOLOR(エニカラー)<5032.T>や、音楽関連でスペースシャワーSKIYAKIホールディングス(Sシャワー)<4838.T>やNexTone<7094.T>もマークしたい。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-05-15 10:21:00.0
2024-05-15 10:21:00.0
◎みずほ証券(3段階・買い>中立>アンダーパフォーム)
F&LC<3563.T>――「買い」→「買い」、4100円→4000円
アシックス<7936.T>――「買い」→「買い」、7300円→10000円
ケーズHD<8282.T>――「買い」→「買い」、1450円→1700円
ヤマダHD<9831.T>――「買い」→「買い」、550円→500円
◎岡三証券(3段階・強気>中立>弱気)
コナミG<9766.T>――「強気」→「強気」、12000円→13200円
◎岩井コスモ証券(5段階・A>B+>B>B−>C)
クレスコ<4674.T>――「A」→「A」、2500円→2650円
エニカラー<5032.T>――「A」→「A」、6750円→4200円
スズキ<7269.T>――「A」→「A」、1975円→2100円
ワークマン<7564.T>――「A」→「A」、5600円→4800円
◎立花証券(5段階・強気>やや強気>中立>やや弱気>弱気)
パンパシI<7532.T>――「強気」→「やや強気」、4100円→4400円
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-03-15 15:23:00.0
2024-03-15 15:23:00.0
日経平均株価は15日、前日比99円74銭安の3万8707円64銭と反落した。前日の米国株安や半導体株安を受けて弱含む展開となった。一方、TOPIX(東証株価指数)は続伸し9.21ポイント高の2670.80ポイントで引けた。東証プライム市場では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回った。
この日は売り先行で始まった日経平均が持ち直し、後場開始直後には前日比1円30銭高の3万8808円68銭とプラス転換する場面もあったが、その後は週末要因で伸び悩んだ。来週は日銀の金融政策決定会合とFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、上値を追う動きが広がらなかった。
ただ、プライムでは100銘柄超が昨年来高値を更新し、6割近い銘柄が前日比で上昇した。リード役の半導体関連から離れた資金や、個人の買いが幅広い銘柄に向かっているようだ。
プライムの出来高は23億6898万株、売買代金は5兆7934億円となり、値上がり銘柄数977に対し値下がりは632で、変わらずが47だった。
業種指数は全33業種中23業種が上昇し、10業種が下落した。INPEX<1605.T>や石油資源<1662.T>などの鉱業、富士石油<5017.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品、東電力HD<9501.T>、レノバ<9519.T>などの電気・ガス、三菱商<8058.T>、三井物産<8031.T>などの卸売業が上昇率上位。輸送用機器や不動産業も堅調だ。半面、海運業や銀行が弱い。
個別ではエニグモ<3665.T>、鎌倉新書<6184.T>、巴工業<6309.T>、鴻池運輸<9025.T>、東電力HD<9501.T>などが買われ、エニカラー<5032.T>、Wスコープ<6619.T>、MSOL<7033.T>、アクシージア<4936.T>、セレス<3696.T>などが売られている。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-03-15 11:48:00.0
2024-03-15 11:48:00.0
15日前場の日経平均株価は、前日比55円84銭安の3万8751円54銭と反落したものの、輸出セクターや景気敏感株が支えとなり下げ幅を縮小した。東証プライム市場では全体の64%の銘柄が値上がりし、TOPIX(東証株価指数)は15.36ポイント高の2676.95ポイントとプラスに転じた。
朝方は、前日の米株安や半導体指数の下落を受けて売り優勢となった。東エレク<8035.T>など値がさ半導体株が重しとなり、日経平均は259円22銭安の3万8548円16銭でスタートした。その後287円44銭まで下げ幅を広げたが、ほどなく持ち直した。
米株安を招いた2月の同国の生産者物価指数の上昇は、米金利上昇を通じて円安要因にもなった。これを受け、この日の東京株式市場では自動車セクターに買いが広がっている。また、原油や銅相場の堅調さを映し、資源株や商社株にも買いが入り、半導体軟調の影響を軽減した。日経平均は午前11時17分に前場の高値3万8779円36銭(前日比28円2銭安)を形成している。
プライムの商いは出来高8億8965万株、売買代金2兆1538億円で、値上がり銘柄数1067に対し値下がりは525にとどまる。前日比変わらずは64銘柄だった。
業種指数は全33業種中26業種が上昇し、7業種が下落した。INPEX<1605.T>や石油資源<1662.T>などの鉱業、富士石油<5017.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品、三菱商<8058.T>、三井物<8031.T>などの卸売業が上昇率上位。輸送用機器や不動産業も堅調だ。半面、海運業や繊維製品が弱い。
個別では鎌倉新書<6184.T>や巴工業<6309.T>、鴻池運輸<9025.T>、エニグモ<3665.T>、東電力HD<9501.T>などが買われ、エニカラー<5032.T>、Wスコープ<6619.T>、MSOL<7033.T>、アクシージア<4936.T>、グッドコムA<3475.T>などが売られている。
提供:ウエルスアドバイザー社
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2024-03-15 09:27:00.0
2024-03-15 09:27:00.0
Vチューバー事業のANYCOLOR(エニカラー)<5032.T>に売り注文が殺到している。前日発表した24年4月期第3四半期(23年11月−24年1月)決算が市場予想を下回った。
Vチューバーは、アバター(分身)を使った動画配信者を指し、その市場規模は急速に拡大している。同社は中でも人気のVチューバーグループ「にじさんじ」を運営し、海外展開にも乗り出している。
第3四半期は連結営業利益が前年同期比20%減の25.6億円にどとまり市場予想を15億円程度下ブレした。コマースを中心に、にじさんじの売上高が前四半期比で拡大したものの、費用も膨らんだ。また、海外事業の「NIJISANJI EN」は前四半期比で減収となった。
通期の業績予想は営業利益127億円(前期比35%増)を変更していないが、市場予想は約140億円と高水準だった。
第3四半期累計(営業利益90.4億円、前年同期比20%増)の計画進ちょく率は71%にとどまるが、第4四半期(2−4月)はコマースやイベントのスケジュールから今期四半期の中で最大となる見通し。
株価は午前9時20分時点で寄り付いない。ストップ安は2440円(前日比700円安)。
提供:ウエルスアドバイザー社