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国内市況ニュース

日経平均は134円程度安、売り一巡後はもみ合い続く=18日前場

2024-04-18 10:13:00.0

 18日午前10時7分すぎの日経平均株価は、前日比134円程度安い3万7827円前後で推移する。きのう17日、大幅に3日続落した弱い動きに加え、オランダ半導体装置メーカーASML株が決算を受け下落したことで、現地17日の米国株式市場でも、半導体関連株を中心に下げたことから、売りが先行。午前9時14分には、同316円89銭安の3万7644円91銭を付けている。売り一巡後は、もみ合いとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比60円安の3万7780円だった。

 業種別では、33業種のうち8業種が下落、25業種が上昇している。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、三井不<8801>、菱地所<8802>などの不動産株が下落。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、デンソー<6902>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株も安い。さくら<3778>、ソフバンG<9984>などの情報通信株や、SMC<6273>、荏原<6361>などの機械株も軟調。信越化<4063>、日東電<6988>などの化学株や、テルモ<4543>、HOYA<7741>などの精密機器株も弱い。一方、JAL<9201>、ANA<9202>の空運株や、ゴルドウイン<8111>、デサント<8114>などの繊維株、SOMPOH<8630>、東京海上<8766>などの保険株が高い。

 個別では、ACCESS<4813>、霞ヶ関キャピ<3498>、富士フイルム<4901>、ヒトコムHD<4433>、東海理化<6995>などが下落。半面、イオンファン<4343>、藤田観<9722>、大阪チタ<5726>、邦チタ<5727>、DmMiX<7354>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前10時8分時点で、1ドル=154円台の前半(17日は154円61−63銭)、1ユーロ=164円台の半ば(同164円28−32銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社