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国内市況ニュース

日経平均は131円安と3日ぶり反落、戻り待ちの売りが優勢に=1日後場

2024-05-01 15:21:00.0

 1日後場は日経平均株価が、前日比131円61銭安の3万8274円05銭、TOPIX(東証株価指数)も同13.77ポイント安の2729.40ポイントとそろって3日ぶりに反落した。現地4月30日の米国株安を受け、朝方から売りが先行。日経平均は午前10時20分に、同369円42銭安の3万8036円24銭を付けた。前場の取引終了前に下げ幅を縮小した動きが継続し、午後1時には上げ転換する場面もみられた。ただ、現地1日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の内容とその後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を控え「積極的な売買は手がけにくい」(中堅証券)との声も聞かれ、戻り待ちの売りが優勢となった。東証プライム市場の出来高は16億2301万株、売買代金は4兆7091億円。騰落銘柄数は値上がりが439銘柄で、値下がりは1160銘柄とプライム銘柄の7割を超えた。変わらずは52銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇した。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株が下落。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、TOTO<5332>、特殊陶<5334>などのガラス土石株も安い。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も軟調。ジャックス<8584>、オリックス<8591>などのその他金融株や、三井不<8801>、菱地所<8802>などの不動産株も弱い。一方、JR東日本<9020>、JR西日本<9021>などの陸運株や、ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株、アサヒ<2502>、JT<2914>などの食料品株が上昇した。

 個別では、BIPROG<8056>、日本調剤<3341>、インフォMT<2492>、日揮HD<1963>、スミダ<6817>などが下落。半面、JIA<7172>、レーザーテク<6920>、住友林<1911>、タムロン<7740>、曙ブレキ<7238>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社