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国内市況ニュース

日経平均は188円安と3日ぶり反落も取引終了にかけ下げ渋る=31日前場

2024-01-31 12:00:00.0

 31日前場の日経平均株価は、前日比188円90銭安の3万5876円96銭と3日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)は同0.31ポイント高の2527.24ポイントと小幅ながら反発して取引を終了した。米IT大手の、マイクロソフトとアルファベット(グーグルの持ち株会社)の株価が発表後の現地30日、時間外取引で下落したことを受け半導体株などに売りが先行。日経平均は午前9時4分に、同361円28銭安の3万5704円58銭を付けた。その後は、弱含む場面もみられたが押し目を拾う動きが強まり、取引終了にかけて下げ渋る展開となった。東証プライム市場の出来高は7億8678万株、売買代金は2兆642億円。騰落銘柄数は値上がりが706銘柄、値下がりは903銘柄、変わらずは48銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち15業種が下落、18業種が上昇している。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、中外薬<4519>、エーザイ<4523>などの医薬品株が下落。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、三菱倉<9301>、上組<9364>などの倉庫運輸株も安い。KDDI<9433>、ソフバンG<9984>などの情報通信株や、TOYO<5105>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も軟調。楽天グループ<4755>、リクルートH<6098>などのサービス株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も弱い。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、東ガス<9531>、大阪ガス<9532>などの電気ガス株が高い。また、売りが一巡した半導体株の一部も持ち直している。

 個別では、Vコマース<2491>、アルプスA<6770>、アンリツ<6754>、シンプレHD<4373>、山洋電気<6516>などが下落。半面、一工薬<4461>、M&ACH<2127>、ストライク<6196>、リズム<7769>、理想科学<6413>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社