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投資信託講座

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 投資信託を換金する 投資信託の換金実践

■ 決算日の前日に換金、分配金を受け取ることはできるの?


 分配金をもらってから、投資信託を売りたい場合、いつまで持っていれば分配金を受取ることができるのでしょうか?決算日が近い換金は分配金の受取なども関係してくるので、注意したいところです。

 投資信託も普通の会社と同様、決算日に決算を行います。そしてその時に出る配当が分配金です。毎月決算型ファンドは年に12回、3カ月決算型ファンドは年に4回、決算を行なって、分配金を出しています。


(1) 投資信託を売るときの値段が「翌日」(休日の場合は次の平日)の基準価額ベースの投資信託は、決算日の前日に売っても分配金を受取ることができます。
(2) 投資信託を売るときの値段が「当日」の基準価額ベースの投資信託は、決算日当日に売れば分配金を受取ることができます。

 投資信託を売るときの値段は、換金の申込日「当日」の基準価額をベースにするものと、申込日の「翌日」(休日の場合は次の平日)の基準価額をベースにするものがあります。その中で、「翌日」ベースについては、決算日の前日に換金したとしても、実際の価額は翌日の決算日の基準価額となりますので、分配金を受け取ることができます。一方、「当日」の投資信託の場合は、決算日当日まで保有していないと分配金を受け取ることができなくなります。「当日」と「翌日」のどちらの基準価額を使用するのかがわからない場合は、投資信託説明書(目論見書)に書いてありますので、そちらで確認しましょう。


●分配金を受け取れるケース

分配金を受け取れるケース

 もっとも、分配金を受け取ったということは、分配落ち後の基準価額で換金することになります。分配落ち後の基準価額は、分配金が出た分下落しているので注意しましょう。