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■ 売るタイミングは教えてもらえるの?


 投資信託は毎日値段が変わりますが、いつ売れば良いのでしょうか。売るタイミングを教えてもらえるのでしょうか。


自分の判断が原則です。
投資顧問(助言)契約や、ラップアカウント(投資一任)契約を結ぶことで、アドバイスを受けられます。

 一般的に、証券会社や銀行など販売会社で投資信託を買った場合、販売員などがいつ売ればいいかというアドバイスをすることはできません。売り買いのアドバイスをするには、証券投資顧問業者の登録または認可を受けていなければならないからです。売り買いのタイミングは、みなさんが自己責任で判断するのが原則だということを覚えておきましょう。

 ただ、販売会社の中には、証券投資顧問業者として登録または認可を受けた会社もあります。これらの会社では、「ラップアカウント」や「ファンドラップ」といったサービスを通じて、投資信託の選択、売買のタイミングなどをアドバイスしてくれるサービスもあります。


2007年9月30日施行の金融商品取引法制の下で、投資顧問業は、投資運用業、投資助言・代理業と法律上の呼称、位置づけが変わりました。投資運用業者と投資助言・代理業者は、内閣総理大臣による登録を受けることになっています(業者に○○財務局長(金商)第xxxxx号という登録番号が与えられます。)。

 投資信託を売るタイミングという意味では、投資の目標を決めることが大切です。投資の目標を決めて、それを達成したときこそが投資信託を売るタイミングということになります。また、株式に何%、債券に何%など、あらかじめ決めていた資産配分が崩れたときも、保有比率が多くなった資産を売る必要が出てきます。そのほか、自分が受けても大丈夫な「損失の大きさ」を決めることも大切です。必要以上に、基準価額が変動した場合や、損失が想定以上に大きくなってしまったときなどは、投資信託を見直すタイミングといえます。以下に、いくつか目安をあげておきましょう。


 1.資産配分のバランスが崩れたとき
 2.類似ファンドに比べて運用成績の悪い期間が長すぎるとき
 3.損失が想定していた範囲を超えているとき
 4.投資信託の運用方針の変更があったとき
 5.目標を達成したとき